第3会場17「皇后筆頭候補(代理) は、“粛正皇帝”の最愛を求めない」
『若き皇帝、クラウスの皇后候補選定舞踏会に、ある思惑を持って名乗りあげた辺境伯爵令嬢のリーザ。
しかし、舞踏会前日、公爵令嬢ヒルデからボロクソに言われたお返しで、ビンタしてしまったところを、皇帝に見られてしまう。このままでは思惑達成不可能と落胆するが、舞踏会開始早々、なぜか真っ先にクラウスからダンスを申しこまれた。周りの視線を気にせず、二人は愛を囁きあう……のではなく、密約を交わしていた』
で、この密約の内容が、真の皇后はすでに決まっていて、おまえは真の皇后を狙う令嬢(令嬢と書いて虫)たちにお灸をすえろということで、古典的なざまあを匂わせる良タイトルだと思います。
ダンスから始まる冒頭部分も華やかで、かつ虫(令嬢)たちの暗躍も匂い、主人公と皇帝の異名やらキャラ立ちもはっきりし、ヒキ部分にある『狩り』の下りも迫力がありかつ独特と完璧で、個人的には言うことないです。
いや、マジでないんよ(;´∀`)許して
第十六回書き出し祭りの感想置き場 呑竜 @donryu96
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