第3話 チタタプ?

「では、これから、肉をきざみま~す・・・」


両手の包丁で。

まな板の上の肉を刻んでいきます。


「チタタプ、チタタプ・・・」

もの凄いスピードです。


「美味しく、なあれ・・・チタタプ、チタタプ・・・」

さすがの二刀流使いです。


「おお・・・すげぇ・・・」

小次郎君も見とれています。


「そやけど、さぁ・・・」

オズオズと聞きます。


「チタタプ、チタタプ・・・」

無心に刻む、武蔵君。


「その、チタタプって・・・・」

「チタタプ、チタタプ・・・」


「ゴールデンカムイのパクリ・・・じゃね・・・?」


一瞬、武蔵君の動きがとまりました。


「チタタプ、チタタプ・・・。」

でも、すぐに刻み出します。


「おいっ・・・おいって・・・」

小次郎君、突っ込みをやめません。


「チタタプ、チタタプ・・・」

武蔵君、聞いてないふり。


「あかんやろ、パクリはぁ・・・」

無理やり振り向かせようと、肩に手を掛けます。


「はぁ~・・・?」

ひげ面の顔が登場。


そして。

包丁を持ったままの右手を耳にあててます。


「今日、耳ぃ・・・・」

「えっ・・・?」


聞き返す小次郎に。

最初から。


「今日、耳、日曜ぉ・・・」

「それも、パクリ(随分昔の)やないかいっ」


【しっつれい、しました~・・・・!】


やっぱり。

投稿。


しない方が、良かった・・・・?(^o^)

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戦国クッキング 進藤 進 @0035toto

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