全体を通して

 web小説は、作品の内容以前に「いかにして読んでもらうか」がまず第一ハードルとして高いと思っています。読み合い文化に特化しているのはカクヨムですが、そうでなくとも全体的に創作界隈は相互協力というか、作家同士の繋がりを重視している印象を受けます。

 私もTwitter開設しましたが、作家デビュー前の創作界隈の方はフォロー数とフォロワー数がだいたいイコールです。そして人の作品のRTや宣伝がとても多いです。当人は読んでいないケースが多いですが、それでもRTすることで「小説界隈のあなたの作品が好きな誰か」の目に留まるように応援しあっています。

 要するに、コミュ力。作家って個性的な人が多いと思っていましたが、作家にもコミュ力、宣伝力、セルフプロデュース力が求められる時代。現代個人事業主の負担大きすぎないですか。(ただの愚痴。)

 あと収入が一定ある方は確定申告お忘れなくね。事務処理能力も必要。

 ただTwitterに関してはオマケ程度に考えるのが精神衛生上良いかと思います。いいねいっぱいついても、解析見れば一目瞭然。リンクをクリックされることはほとんどないです。作家も横のつながりが大切と言われていますので、相互応援の文化自体は「仲間がいる」「励みにする」という気持ちで良いかと思います。そこに「自分は読んだのに読んでくれない」とかの邪心が入ると相当キツイです。閲覧数だけを考えるならむしろバズツイ考えた方が早そうな気さえします。SNSの向こうの人は知らない人です。社会性を持って使用しましょう。

 同じ作品でも投稿サイトによって反応が全然違ったり、投稿の仕方が影響したりと、作品の内容以外の部分が判断材料となるケースが多いため、複数投稿サイトを利用してみて自分が最も評価される場所を探すのは有りだと思います。皆さま色々実験して攻略していきましょう~!

 そして私におすすめの投稿サイトがあれば教えてください。


<追加>

 ちなみに以下は2023年を振り返った作者の近況ノートなのですが

https://kakuyomu.jp/users/yuki_taniji/news/16817330668908305537

 一番人気の作品は、各投稿サイト全てで違うという結果になりました。

 これだけでも、投稿サイトによって人気傾向が違うという一種の実験結果になるかなと思います。

 お試しあれ。

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小説家になろう/カクヨム/アルファポリス/エブリスタ/Pixivを使ってみた感想 谷地雪@悪役令嬢アンソロ発売中 @yuki_taniji

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