概要
それは日本神話にある船か? それを知る彼は何者だ?
卒業論文に取り組む此花姫香。担当教師は頼りない歴史の准教授。彼は謎の遺跡の発掘に携わっていた。そうして発掘されたのは石室ではなく、放射線を発する謎の巨大遺物だった。それは考古学者の手に余る先端技術で造られた〝何物か〟だ。
考古学者の調査チームはそれを〝天鳥船〟と名付けて公式発表に及ぶ。すると、彼らの前に現れたのは、国家安全保障局と自衛隊だった。
日本政府の管理下に置かれた天鳥船。科学技術庁の名のもとに、陸上自衛隊の特殊部隊員によって調査隊が編成された。
天鳥船が現代科学を越えた未知の文明の乗り物だろうと推測される中、調査隊は全裸の美女を発見する。意識を取り戻した彼女は、自分は神功皇后だと名乗り、自衛隊を翻弄して天鳥船から姿を消した。
彼女は自衛隊駐屯地を襲い、武器を奪取。と思えば、熱
考古学者の調査チームはそれを〝天鳥船〟と名付けて公式発表に及ぶ。すると、彼らの前に現れたのは、国家安全保障局と自衛隊だった。
日本政府の管理下に置かれた天鳥船。科学技術庁の名のもとに、陸上自衛隊の特殊部隊員によって調査隊が編成された。
天鳥船が現代科学を越えた未知の文明の乗り物だろうと推測される中、調査隊は全裸の美女を発見する。意識を取り戻した彼女は、自分は神功皇后だと名乗り、自衛隊を翻弄して天鳥船から姿を消した。
彼女は自衛隊駐屯地を襲い、武器を奪取。と思えば、熱
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- ★★★ Excellent!!!1500年以上眠っていた?一体何のため?
未知の生命体と見紛うような、原子力で動く船が物語の舞台となり、女子大生姫香と比呂彦を中心に、物語が展開します。
途中、自衛隊や政府の要人がたくさん登場して、だんだん大変な事態になって、わたしとしては、日曜劇場的なドラマ見てたつもりだったのに、アクション映画?SF?‥‥と、戸惑いもありましたが、壮大な世界観は作者の冷静な文体に助けられてぶっ飛び過ぎずにしっかりと地面をゆきます。だからわたしは安心してついてゆけました。
銀河鉄道999的な絵柄で物語を捉え直し、(ジングウは私の中ではエーテルみたいな美女でした)後半、「なぜジングウと比呂彦は現代に現れたか」という核心に迫っていきます。
後半…続きを読む