未知の生命体と見紛うような、原子力で動く船が物語の舞台となり、女子大生姫香と比呂彦を中心に、物語が展開します。
途中、自衛隊や政府の要人がたくさん登場して、だんだん大変な事態になって、わたしとしては、日曜劇場的なドラマ見てたつもりだったのに、アクション映画?SF?‥‥と、戸惑いもありましたが、壮大な世界観は作者の冷静な文体に助けられてぶっ飛び過ぎずにしっかりと地面をゆきます。だからわたしは安心してついてゆけました。
銀河鉄道999的な絵柄で物語を捉え直し、(ジングウは私の中ではエーテルみたいな美女でした)後半、「なぜジングウと比呂彦は現代に現れたか」という核心に迫っていきます。
後半の最後、比呂彦とジングウのやりとりがある辺りから、急に感情移入し始めて、ちょうど、我が子が熱出して、仕事途中で帰宅してたのもあって、今日、一気読みしました!
実は、スマホで長編小説読んだの初めてでした。
たまごさん、面白かったです。毎日少しずつ読んだ甲斐がありました。ありがとうございました😊