神々の船と修羅 ――全裸の美女は神功皇后を名乗り、国民を扇動して政府転覆をもくろむ。彼女を止めることはできるのか――
明日乃たまご
零章 始動
-0-
奈良県桜井市
「とうとうあれが発見された」
「発見されるのは時間の問題でした」
「うむ。我々も覚悟を決めなければなるまい。間違いなくオキナガタラシは目覚める。我々も準備にかかろう。まあ、いま発見されたのは天恵かもしれない。私に残された時間は少ない。早く方をつけたいものだ」
「オキナガタラシがどのような心を持って目覚めるか……」
「現実を受け入れてくれると良いが。……幸運を祈ろう」
2人の影は闇に溶けて消えた。
――大切なのは、疑問を持ち続けることだ。神聖な好奇心を失ってはならない―― アルベルト・アインシュタイン
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます