夢売いの不知火さん

Rod-ルーズ

第1話 プロローグ

いらっしゃいませ~、ようこそ短冊タウンへ!


え?これはお店の名前ですよ、ちょっと変な名前ですけどね、、、


私の名前ですか?不知火未夢と申します。年齢は詳しく教えることは出来ないのですが20代前半とだけ名乗っておきましょう。

皆さんは、こんな私のことをユメウリさんって呼ぶらしいです。


夢を売るだからユメウリさんなんて言うらしいですよ、なんだが可愛らしくて背中がかゆくなっちゃいますね。


と、前置きはここまでにして当店は依頼主の願望を何でも叶えることができます。


そうなんでもです!しかも、それは夢という空間の中で見せて上げれるので現実世界に干渉されることは一切ありません。

いくらでも見放題なのです、やりたい放題なのですよ!


あ、ちなみに当店は完全予約制で1日1件までとなっております。すみません。


しかし、夢の中では最大で三日まで見ることができるので私としてはプラマイゼロと考えています。


ちなみにお代に関してですが、これはあなたの願望がどれだけ達成が困難かによって金額が上昇します。

例えばスポーツが苦手な人が、海外サッカーの有名クラブで試合をしたいや時代を超えてみたいとか、あとは王様になってみたいとかですね。


ほら!夢を見る甲斐があるでしょう!


あ、ちなみに他のお客様には内緒ですよ?

初めから金銭を要求するとみんな払わなくなっちゃいますからね・・・


さてと、どんな願望をかなえたいですか?

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夢売いの不知火さん Rod-ルーズ @BFTsinon

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