第5話 ベルフラワー

アルマが去っていった

扉を見つめていると、

後からジョイが強く抱きしめてきた。

 

 

ジョイ:会いたかった。

もう何処にも行かないでね?

寂しかった、本当に。。


〇〇:うん。ごめんね。


ジョイ:もっと、謝ってよ?

 

 

え?と、思いジョイの方を振り向くと、

ポッポを頬にしてと、

自分のほっぺをつついていた。

 

 

 

〇〇:……ごめんね…チュッ

 

ジョイ:嬉しい!ねぇ、もっとお願い?

 

 

本当に嬉しそうな笑顔で、

何度も何度もお願いされるから、

何回も何回もポッポをした。

 

 

そして、何十回めかに………

 

 

 

ジョイは不意打ちのように

唇を合わせて、

長いキスをした。

 

 

溶けそうなほどに、

求める力が伝わってくる

熱い唇に、思わず足の力が抜けて、

マットレスの無いベットに座ってしまった。

 

 


それでも、止まない口付けは

次第に絡みあいをし始めた。

 

 

ジョイ:ずっと、ずっとこの日を願っていたよ。

ありがとう。叶えてくれて。

僕は幸せ者だ。

 

 

答える暇もないくらいに、

また唇を奪っていく。

 

 

ジョイ:もう、僕は我慢しないよ?

だって逃げられちゃうなら、

全部伝えなくちゃね?

後悔しないように。

 

 

会わない期間がどれだけ

辛かったか、

その間、私だけ想っていたという

感情が、胸が張り裂けそうなほど、

伝わってきた。

 


 

 

こっちがありがとう、と言いたい。

 

 


ジョイの手をギュッと握った。

 

そうして、

私達は恋人繋ぎをして、

ベットに倒れていった。

 

 

ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .♡.ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .♡.ღ .:*・゜♡゜・*:.ღღ .:*・゜♡゜


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ジョイの少し汗ばんだ首筋を

撫でながら、言った。

 

 

〇〇:ずっと、好きでいてくれて、

ありがとう。

 

ジョイ:ねぇ、もう僕だけにすればいいのに。

だめ?


〇〇:そうなんだけどね。。。


ジョイ:そうやって、また〇〇は

僕達を乱していくんだね?

もう待ってあげないよ?

離してあげなよ?

優しくしないよ?(笑)

 

 

そう言いながらも、

ずっと私が痛くないように、

自分の腕や身体に乗せてくれる

彼をどうやって惚れられずには

いられるのだろうか。

 

 

〇〇:……うん。。。

 

 

ジョイ:(笑)

ごめん、意地悪だったね(笑)

いいよ、〇〇のタイミングで。

 

 

 

ほらね、優しい。

 

 

 

 

〇〇:女を調子に乗らせるのが

上手いね〜、まったく…。

 

ジョイ:そんなことないよ!

じゃあ、もう本当に離してあげないよ?

 

 

ジョイがギューっと私を抱きしめる。

その胸に顔を埋めると、良い匂いがし、

少し安心して、

眠くなってきた……

 

 

………

 

 

………

 

 

 

 

………

 

 

 

 

ドスッッ

 

 

 

 

ジョイ:ッッッいたっ 

 

〇〇:うわ!っビックリした〜

 

 

 

 

ジョイの顔面めがけてクッションが

飛んできた。

 

 

私も2次災害をくらった。



 

 

 

クッションが飛んできた方向を

みると、ラビがこちらを腕組をしながら、

入口に寄りかかって見ていた。

 

 

 

そして、私達がラビの存在に気づくと、

こちらに近づいてきて、

私にこう言った。

 

 


ラビ:もう、ジョイのものになっちゃったの?

 

 

 

漫画に出てくる捨て犬のようなキラキラの

眼差しに何も言えなくなってしまう。

 

 

〇〇:………

 

 

その隙にラビは私の唇にキスをした。

 

 

ラビ:あ、違うみたいだね!

じゃあ、こっち行こう?

 

〇〇:え?

 

ジョイ:ちょっと、待ってよ!

 

 

ラビ:ジョイはもう話ししたんでしょ?

みんな話したいんだよ?

独り占めは良くないよ?

 

 

論してくる口調と雰囲気に、

2人して、何も言えなくなってしまった。

 

 

  

ラビ:じゃあ、〇〇はこっち行こうね?

 

 

ラビは私の腕をひっぱり

起き上がらせて、そのまま、外へ連れ出した。

 

 

そして、私を車へ誘導し、

そのまま出発した。

 

 

〇〇:ねぇ、何処行くの?


ラビ:僕の家だよ?


〇〇:みんなに話さなくちゃ。


ラビ:連絡しておくね!


〇〇:私の荷物も持ってきてないし。


ラビ:後ろのバッグでよかったら、

持ってきてあるよ!

 

 

後部座席を見ると、必要なものが入ってある

バックが置いてあった。

 

〇〇:…ありがとう。

 


 

そうして、ラビの家へ

行くことになった。

 

 

 

つづく

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続・韓国アイドルとの恋〜逆ハーレムの行方〜 @-Loon-

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