ねえ神様、お願いだからいじめないで

現代ファンアジー。
神様に会えるなら会ってみたい気持ちはわかる。

主と颯は当初、颯は山を降り、石を凪に渡して次期柱にするつもりだった。
だが、石を主人公に渡す必要ができた。
かといって、凪を次期柱にするのには変わりない。
何も知らなかったのは、凪だけだった。
だから今回のような揉め事が起きたのだろう。
弟がちょっと可愛そう。
弟をのけ者にせず、話に加えていたら、揉め事は起きなかったのではと考える。
神様とはいえ、相談や報告、連絡を怠ってはいけないと恐れながらと進言したい。

山に入った際、「魂を吸われきる寸前の状態で蹲っていた」とある。
おそらく、主が颯の力を具現化した石にしたとき、周囲の力も吸い込んだのだ。
幼い望月爽真の魂も吸われていたのだろう。
なので、石を渡すことで死なずにすんだと考える。
現在も石の中に主人公の魂の一部が残っているかもしれない。