ラーメンが好き

 創作歴の長さに比例するように、ラーメンをあつかった作品がずいぶん増えた。

星架せいかランナー』(https://kakuyomu.jp/works/16816452220801588020

『第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部』(https://kakuyomu.jp/works/16817330660139617508

『幸せは、塩ラーメンの味がする』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054881966330

『いつか屋台やたいのラーメンに行けたら』(同人誌・Web掲載けいさいの予定なし)

 思わず「自分、ラーメンめっちゃ好きやん」とセルフツッコミを入れるほどのラーメンくしである。同人誌『いつか屋台のラーメンに行けたら』を持って文学フリマに出店した際にも、自分のブースに同人誌版の『予後よご、夕焼け、スパゲティ』(在庫なし・カクヨムに公開済み(https://kakuyomu.jp/works/16817139555691655923))も並べていたので、お客さまから「麺類めんるいがお好きなんですか?」と訊かれてしまった。はい、好きです。蕎麦そば素麺そうめん美味おいしいですよね。

 あまりにもラーメンを扱った作品が増えたので、この題材はそろそろけたほうがいいのではないかと考えたこともあったが、おのれの「好きなもの」をさまざまな角度から描写びょうしゃすることが大好きなので、ラーメン尽くしでもよかろう、と自分自身に許可を出した。世界に美味おいしいラーメンが存在し続ける限り、きっと私の作品にはこれからも、ラーメンを食べるシーンが生まれていく。

 作中のラーメンは、どれも最高に美味しいに決まっているけれど、個人的に一番食べたいラーメンは、2023年現在連載中の長編『星架せいかランナー』(https://kakuyomu.jp/works/16816452220801588020)の豚骨とんこつラーメン。夜の屋台で食べる熱々のラーメンが、終末世界の住人たちの記憶に残り続けたらいいな……と願わずにはいられない。あの屋台の暖簾のれんをくぐった主人公のことが、ほんの少しだけ羨ましい。

星架せいかランナー』を完結させたあかつきには、これまでに書いたことがないラーメンのスープを選んで、また作品の形に昇華しょうかしていけたらいいなと思う。何度もラーメンと書いていたら、とてもお腹がいてきた。

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