例え時代が変わっても、好きだという気持ちを捨てる必要はないのだと…

ファンタジー世界の職人さんと、その取材をするライターさんのお話。
コミカルで軽快な描写はとても読みやすくどんどん読み進めてしまいましたが、内容は決して軽いものではなく、自分が愛したものが時代遅れだと世間に評価されてしまうと言う時の流れの残酷さや、流行り廃りは世の常だと理解しつつも夢を諦めきれない大人たちが必死に足掻いて生きている様が描かれる熱い物語でした。夢を諦めずひたむきに走り続ける人はカッコいい…!そんな風に思える素敵な物語でした。

世界観や設定なども面白くて、細かい部分まで興味深く読むことができましたが、キャラクターたちも皆とても魅力的で、主人公もカッコ良いし、出てくる女の子たちも可愛らしかったです!彼らのこれからの活躍に期待と応援をしたくなりましたね…!