怪異の抱える闇を聞き取り、問題解決して、ほんわかハッピーエンドを迎える作風に、どことなく『夏目友人帳』を思い起こしました。
探偵ミステリ×怪異ドラマ+名古屋グルメ小説とか、まるで名古屋名物モーニングのようなてんこ盛り感!
にしてもショートボブの菊人形はいいですねぇ。漫画化したら映えるなぁこれは。
作者からの返信
犬塊さん!! お久しぶりです(*⁰▿⁰*)
お越しくださり、ありがとうございます!
本作、地元の文化や歴史を紹介しつつ、リアルな曰く付きスポット等を舞台に、方言まるだしセリフで書きたい放題書いたシリーズです。
ホラー要素はありますが、『夏目友人帳』のような温かさを感じていただけたのなら幸いです!
ショートボブは日本人女性に似合う髪型ですので、お人形にも映えるはず。
次の1-9にて、もう一捻りのオチがありますので、引き続き楽しんでいただけたら嬉しいです(●´ω`●)
髪を切るという発想に衝撃を受けました。そっか、そういう選択肢もあるんだ! と。
淡々と解決に向けて動いていた二人が、人形に共感した服部の言うことにきちんと耳を傾け、しっかりサポートしてくれたのもすごく温かかったです。
人形さん、綺麗に可愛くなれて、救われて、良かったです。
とっても好きなエピソードでした!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
伸びる髪ならイメチェンし放題では!ということを思いついて、できた話でした(*⁰▿⁰*)
服部少年はまだ未熟ですが、彼にしかできないことがあり、それをちゃんと受け止めてくれる大人が周りにいます。人の成長には、そんな存在も大事ですよね。
本来、着せ替えておしゃれを楽しむ人形なので、こうして大事にしてもらえるのが一番ですね。
好きと言っていただけて、とても嬉しいです(●´ω`●)
おはようございます。昨夜は来られなくてすみません。おお、読み応えのある回ですね。中に響くその目を覚ませとの声は、服部少年の救いのそれこそ神、樹神先生でしたね。容喙声音で救われるのスピーディーだったと思いました。よかった。白よりも黒は危険なんですよね。捕縛できてよかった。アイテムって映像的にも映えます。もう少し懐中時計型なのは伝わって来るのですが、くどくない程度に見た目も知りたいなあと私だけ思ってみたりしました。パソコンみたいなものですかああ! 初期化と上書き。魂はこんなに念と言うか怨念の情念がありますが、服部くんがもう一つの選択肢を挙げてくてましたね。素晴らしい! 髪を整えて、服も着せ替える。原点じゃないですか。よかった……。あの推理小説の菊人形ではなくて。ないですよね。この辺は冗句です、はい。楽しんで拝読しています、緊張が解けたからかな。キャバクラって、店構えも見たことがないのですが、そうなんですね。最初から、誰かがこうして愛してあげれば、枯渇していたお人形は暴走しなかったのにと思うと無念でなりません。綺麗に心も現れて、念も美しくなりましたね。読み応えがいいです。後一話あるのですね。この1ー1から1-8も楽しかったですよ。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
最近すごく寒いせいか、私も夜なかなか起きていられません……笑
体調も崩しやすい時期ですので、どうかご無理なく!
読み応えがあると言っていただけて嬉しいです!
カイコさんが「安全に憑依を試せる」と言っていたのは、樹神先生がいれば確実にこのように連れ戻せるからなのです。
懐中時計の描写について、ちょっと考えてみますね。これまで数回登場しているので、どの段階で説明するのがいいのかも含め。ご意見ありがとうございます(*´-`)
初期化とか上書きとか言ってしまうと、モノの記憶がデータみたいに感じてしまいますよね。
今回の解決方法は、服部少年がいたからこそでした。
仰る通り、着せ替え人形としては原点の扱い方なんですよね。
キャバクラは店の表に嬢の写真と源氏名が出てます。大正から昭和初期の妓楼で、そういう見せ方をしていた流れのようですよ。
大事にされたら、傷ついた心も癒やされますよね。楽しんでいただけて本当に嬉しいです(●´ω`●)
第1章はあと1話、カイコさんのことに少し触れます!
先生の「失恋うんたら」発言に、思わず心の中で「いや、そうじゃねえよ」と突っ込んでしまった。
そしたら服部少年が「おっさん」呼ばわりしてくれたので、なんだかスッとしました(笑)
服部少年、本当に優しくて思いやりのある良い子です。思いのこもったお花を貰って怒る女の子はいません。きっと。
それはそうと、カリスマスタイリストなカイコさんにクスッときました。ファッションといい髪型といい、まさにという感じですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
霧野さんのツッコミスピードに遅れを取らなくて良かった!笑
最初「髪は女の命」というワードを先生のセリフに入れてたんですが、流石に昭和すぎるだろと思ってやめときました笑笑
服部少年だからこそできた選択ですね。たくさんのお花と真心が、人形の心を癒してくれました。
カイコさんみたいな美容師のお姉さん、いますよね笑
このエピソード、すっごく良かったです。服部くんの優しい選択肢が人形を救えて良かった…!人形のイメチェンの為に大人達がアレコレしてあげている様子が、小さい女の子達が着せ替えをしてあげている光景と重なって見えて、人形にとっては一番の救いになったんじゃないかと思います。着せ替え人形は遊んでもらえてこそですからね。すずめさんの作品は読者の感情の持って行き方がお上手です〜✨
個人的に、おっさんのワードにダメージを受けてる先生が可愛くて好きですww
作者からの返信
コメントありがとうございます!
人形の心と同調していた服部少年だからこそ取れた選択肢でしたね!
大人たちが人形のお世話をするシーン、ちょっと微笑ましいですよね(*´꒳`*)
丁寧に扱ってもらえたことで、大事にされていた頃のことを思い出せたと思います。
この辺は私もだいぶ感情移入しながら書きました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
自分がおっさんに片足突っ込んでることを認めたくない33歳でした笑
良かった~。祓えたんじゃなくて、救えたように感じました。念が浄化されて想いに変わると、それは記憶の中の思い出となりますからね。人形も髪を綺麗にカットされて、着物の周りに花を飾られると嬉しくなるのでしょう。そんな時に、最初の持ち主に出会った頃を思い出すと、心は満たされます。いい結果でした。(´Д⊂ヽヨカッタ~。
コロナから復活しました。ノートへのお見舞いコメントありがとうございました。
また、よろしくお願いします。(*^▽^*)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
何もかもを消してしまうんじゃなくて、ちゃんと人形の心と向き合って救うことができました。
ご主人さまとの思い出も、最初は楽しくて温かなものでしたからね。
綺麗にしてもらって、丁寧に扱われて、ちゃんと愛されていたころの気持ちを取り戻せました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
コロナお疲れさまでした……!
大変でしたね(><)
治ってもしばらく怠いとも聞きますので、ご自愛くださいね!
こんばんは。
世の中なんでも、白か黒かみたいなはっきりとした区分けで考えることが多いですね。
効率とか損得とかで考えるとそれがいいんでしょうけれど、相手に意思があって、相手の在り方を決めるようなことなら良くありませんね。
今回、少年の気遣い(というより少年自身がそうしたかったのだと思いますが)により、良い結果に結びついたようで良かったです。
でも世の中、そういう親切心を利用しようという輩も多いものです。
あちらの世界の方々も人の意思、あるいは類似したものでしょうから、罠に嵌まりませんようにとお祈りお祈り(。-人-。)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
どんな仕事でもある程度の割り切りが必要だと思いますが、状況に応じて柔軟な判断をするということも大事ですね。
今回は、服部少年の意思によってベストな浄化ができました。でもむしろ、このメンバーだったからこそ可能な措置だったかもしれません。
仰る通り、世の中悪いひとも多いですからね。少年は未熟なので、導いてくれる人の存在がまだ不可欠ですね。
こんにちは。
カイコさんと樹神先生が「モノはモノ」って割り切って処分しようとするところを、服部少年はやさしいですね。その分、プロになりきってないってことかもしれませんが、、じつはプロの二人も服部くんがこう出ることを期待してわざと言ってたりして。。。
あたたかく浄化されたみたいで、よかったです!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
確実に仕事をやり遂げるプロにはある程度の割り切りが必要ですが、まだその領域に至っていない服部少年だからこその発想だったかもしれませんね。
思うようにやらせてくれる師匠の存在は、彼にとっても大きいはずです。
結果、ベストな方法で魂を救えました(=´∀`)
初期化、上書き、コンピューターのような言葉ですが、人の心までそういう風に扱いたくないですね。服部君の発想がとても優しくて、自分の体で「体験」したからこそ言えるんだろうなと思いました。それに賭けてくれる先生とカイコさんも柔軟で心がありますね。最後のシーンがとてもきれいで浄化されるようです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
品物のメンテナンスと捉えれば初期化や上書きと言えるのかもしれませんが、服部少年のように魂に深く同調してしまうと、簡単には割り切れませんよね。
まだ不安定な彼の選択をちゃんとサポートしてくれる大人たちの存在というのも、この回で描きたかった一つでもありました。
最後のシーン、褒めていただけて嬉しいです(●´ω`●)
初期化でも上書きでも消滅でもない選択。
髪や服への気遣いといい、服部少年の優しさにジーンときました(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)
人形も、こんな風に思ってくれる人と出会えて、きっとよかったと思っていることでしょうね(*´▽`*)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
本人は終わりを望んでいて、大人2人の策でも応じられなくはなかったんですが。
人形と同調した服部少年だからこそ、人形自身の心を尊重できたのだと思います(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
かつてのように丁寧に扱われ、綺麗にしてもらえて、温かな想いが戻ってきました。傷が消えるわけではないですが、きっと前を向けるはずです!
拝読しながらぼろぼろと泣いてしまいました……っ!(´A`*)・゚。
服部君が優しく気持ちを汲んでくれて、本当によかったです……っ。・゚・(´^`*)・゚・。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
わぁぁ泣いてくださったとは(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
綾束さんはいつも心を寄せてくださって、作者としても書いて良かったなぁと思います……!
女の子の人形ですもんね、かわいくいたいものだと思います。
花で飾るというアイディアをだした服部くん、さすがです。鬱々とした気持ちを晴らすのに「まず形から」入るのは大事ですよね。先生の時計も、菊人形ちゃんの見た目も。
そうか、「ものの想いをくみ取ってあげる」というのも選択肢ですね。僕も「上書き」か「初期化」だなぁと思っていました(直接的にそういう単語で思っていたわけではないのですが、なかったことにしてあげるか、もっと楽しいことを見つけてあげるかだなぁ、と思っていました)。
今回の選択はどちらかというと「上書き」に近いのかもしれませんが、でももっと人情味があるというか、温かさを感じる選択肢ですね。昔の傷があってからこそ今がある。昨日までの記憶が全て必要と分かる日が来るはず。消していいものなんてないですよね(僕は病気柄しょっちゅう消したい発作に駆られるのですが)。
菊人形ちゃんもきっと満足、むしろこの出会いに感謝するような出来事だったでしょう。
誰かの手に渡るにしても、カイコ堂に残るにしても、きっと幸せになってくれるはず。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
人間もそうですが、ボロボロの格好だと、気分が沈む一方なんですよね。女の子ならなおさら。
ここで樹神先生の蘊蓄が役立ちました。(ストーリー考える時も、ここが繋がったため、この話ができました)
「初期化」「上書き」と言うとソリッドな印象になりますが、要は辛い記憶に苦しまなくて済むようにしてあげる措置ですね。
>昔の傷があってからこそ今がある。
汲み取ってくださって嬉しいです!
深い傷は、この子にとって一番大事な想いに繋がるものでした。
全く同じ思い出は作れませんが、今後はそれに似た楽しいことが、少しずつ傷を癒してくれるかもしれませんね。
髪を切る、失恋のようなものというアイディアが面白いです。
後半部分、髪を切ったことで、浄化されていく人形。
寂しいような美しい描写で、とても好きです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
伸びるのなら切ればいい。
失恋に限らず、人間も気持ちを切り替えるのに髪を切ったりしますよね。
丁寧に扱われ、綺麗な格好をしてもらえて、温かな想いが戻ってきました。
描写を好きと言っていただけて嬉しいです(●´ω`●)
編集済
悲しい過去に囚われて、怪異を起こしている人形ですけど、この子が悪いわけではありませんよね。
提示された選択肢から選ぶのではなく、別の方法を考えて実行する服部少年の、成長がうかがえます。
魂を取り巻いていた念は消え、おそらくこれが最高の答えなのでしょう。
カイコさんや樹神先生だけだと、たどり着けなかった結末ですね(*´▽`)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
時の変遷と共にこの人形自体が『呪い』みたいに扱われてしまいましたが、この子は悪くないんですよね。
ある意味、大人二人への反発心のようなもので動いた服部少年ですが、それも大きな選択肢の一つと受け入れられました。
怨念が消え、元あった温かな想いが残った。仰る通りこれがベストでしょうね。
人形の情念がぞくぞくと伝わってくる前話からの、服部少年の優しさでその魂を浄化する流れが美しいですね。
破壊する選択肢もあるが……というくだりで、ちょっと『ぬ〜べ〜』の鬼の手を思い出していました。彼も手に負えない悪霊相手なら容赦なくぶった斬るけど、可哀想な霊にはできる限り歩み寄って平和に成仏させていたなと……。
霊能者には強さだけでなく優しさも必須なのでしょうね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
遊廓の女社会にいただけあって、相応の情念を抱いていた人形でしたが、服部少年がいなかったらこういう解決にはならなかったでしょうね。
ぬ〜べ〜も確かに!
力で抑え込むと、別の怨念が生まれかねないイメージもありますね。
人間同士と同じく、歩み寄る心が大切なのかもしれません。