昨夜は寝落ちしてしまい、コメントが遅くなりました。すみません。夜にも拝読する予定です。鶏卵の所、綿菓子を丸めたものにも見える。あれは、まるで……の所、まるで何と言いたかったのかな。読み手の想像でいいのかな? 白いから、安全性が幾分かあるのかな? 契約ですと! 記憶を読むのに怖いなあ。念は包まれていても読めるのですね。卵白と卵黄のような。話すことができてよかったよ。服部くん。ああ、ここに繋がるのですね! 蚕の繭玉。実際の蚕は、綿菓子よりもゼリービーンズとまではいかないまでも細長い気がしましたが。僕はわたしの所、展開が上手く滑り込んでいていいですね。^^。おお、楼閣へ持って行かれた。一番目が作ったご主人様、二番目が妓楼のお好きだった方。直ぐに三番目はお世話役の見習いの恐らく売られて来たり拾われて来た子なのかな。想像ですよ。遊んでくれたんですね。髪に悪戯を敵愾心があったのかされたのですね。やっかみです。内緒の所にされてしまったのですね。見られてはいけないと。四番目の方は、元の大きなお姐さんになったのか、別の大きなお姐さんかな? 結局は一瞬で、五番目に別の小さなひとになったのですね。あのひとと、結局は、二番目の大きい意中の方にやはり愛されたいと思っていたのかな。髪が長ければと念願叶いましたが、また押し込まれたと。女の情念と同じですね。別れる前に一度でいいから抱き締めて欲しいなどあると思います。火事で身をいためることなく店先に並ぶと、もう傷付き怨念が増した……。そして、器の服部くんに、自身の呪いをかけてますね。救いの声で、服部くんは自我を取り戻せるか? 見所ですね……。どきどき。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
いえいえー!いつも読んでいただけて嬉しいです(●´ω`●)
蚕の繭玉、確かに少し細長いんですよね。ぱっと見のサイズ感や色から、一番ピンとくる例えが鶏卵かなと思いました。
改まって「契約」と言われるとびっくりしますよね。
カイコさんをどこまで信用できるか未知数ですが、隣にはちゃんと先生がいるので、よほどのことにはならないはず!
さて、人形の記憶です。導入部をどうするかちょっと悩んだので、そう言っていただけて良かったです(=´∀`)
>女の情念と同じですね。
そうなんです!
まさに、持ち主だった遊女たちと同じような情念を、この人形を持つことになってしまいました。汲み取っていただけて嬉しいです!
本当は、ただ愛してほしかっただけなんですよね……
服部少年、ちょっと危ういところでしたが、先生の声が聞こえました!
はたして大丈夫でしょうか。そしてこの念を収めることはできるのでしょうか?
お人形さん、かわいそうに……
彼女の恨みが、髪を切った犯人ではなくご主人へ向けられてしまうのがなんとももの哀しい。
「うちへおいで。大事にするよ。名前をつけて何度も呼んで、可愛がってあげるよ。髪だって毎日梳かすよ〜」って言ってあげたくなります。
頑張れ服部少年、先生助けてー! と思った矢先に例の声が。さすが先生、頼りになります!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
人形に気持ちを寄せてくださって嬉しいです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
髪を切られた後でも、ご主人さまが大事にしてくれたのであれば、違ったんでしょうね……
誰かに可愛がって遊んでもらうために生まれた子なので、面白おかしく見せ物扱いされたのは更に辛かったはずです。
危うい場面で、頼れる先生の声が届きました!
こんな辛い思いをしていたんですね。
お人形さんに感情移入して拝読したら……ポロってきました。
念とか祟りって怖いイメージがあったんですが、ご主人様への純粋な愛ゆえに
髪が伸びて、からだを欲しがっているんですね。
服部くん、自我を取り戻してお人形を供養して欲しいです。
魂の共鳴、意識の混濁、自分が自分ではない感じ、まさにそうでした。
いい意味で鳥肌が立つ描写に……思い出しました。すずめさん、すごい!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
物言わぬ人形の心境を想像して、私もしんみりしながらこのシーンを書いていました。
今は哀しさや憎しみばかりになってしまいましたが、最初は愛だったんですよね……
今回は憑依なので、前作での自我の失い方とは少し違うのかも、とこんな感じにしてみました。
経験者であるハナスさんにそう言っていただけて嬉しいです!
陽澄すずめ様
とても怖いです。人形の情念が。
このままでは朔くんが身体ごと乗っ取られてしまいそうです。
聞き慣れた低い声……いつもの「服部少年」ではなく、フルネームで呼びかける樹神先生の声ですね!
自分が何者であるかを強く意識することが自我を保つのに有効なのでしょうか。
今回、市松人形の背景が明らかになり、優しい朔くんが同情する部分もあるかと思いますが、やはりきっちりと除霊というか魂の救済というか、そういう措置を取らなければ呪いの連鎖は止まらないですよね。
いったい、どうなるのでしょうか!?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「捨てられてしまった」という情念から、今度は自分の魂を体内に入れた服部少年へと牙が向いてしまいました。
>自分が何者であるかを強く意識することが自我を保つのに有効
まさしくですね! カイコさんもフルネームを呼びましたが、名前は力を持ちます。
人形の念の背景は分かりましたが、これをどうにか無力化せねばなりませんね。
次回、3人で挑みますが、どのような対応をするのか、ぜひぜひお楽しみにー!(=´∀`)
ご主人さまが悪いというわけではなかったのでしょうけど、人形視点で見ると恨みたくなる気持ちも、少しわかってしまいます。
好きと言われて、人形もご主人さまのことを好きだったからこそ、裏切られたショックが強かったのでしょうね。
誰かが意地悪して髪を切らなければ、人形の運命は変わっていたかもしれませんね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ご主人さまもその世界で生きるのに必死だったんでしょうけど、人形からすると「捨てられた」と捉えても仕方ないんですよね。
一度でも愛された記憶が、良くも悪くも強く残ってしまいました。
確かに、髪さえ切られなければ、幸せなまま人形としての役目を終えていたのかもしれません。
こんばんは。
やっぱりモス——おカイコさんの力はそういう感じなんですね。よく似合うというか、巻き取る感じが怖くもあるというか。
いーとーまきまき、いーとーまきまき
ひーて、ひーて、とんとんとん
名を答えさすこと。あるいは呼んで返事をさすこと。そういうきっかけで相手の魂と自分の糸を結ぶ、んでしょうか。
ここから人形に侵食されるまでの流れ、ぞくぞくっとしました。
カイコさんがでまかせを言って、乗っ取らせる気であればまずい状態ですね。たぶんそうではないと思いますけれども。
でも寂しい記憶を持った人形の怨みが強ければ、負けてしまうかもしれません。
先生、助けて!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
カイコさんの術は、まさしくカイコですね。タイトルに入れた『糸』もこの辺りにかけています。
フルネームでの契約。相手との結び付きになり得ますね。
ぞくぞくしていただけて良かった! 前作とは違う、この侵入のされ方なりの描写にしたかったのです。
はたしてカイコさんはどういうつもりなのか、1章のラストには明らかになるのですが。
それ以前に、まずはこの人形の念をどうにかせねばなりませんね。
先生ー!
受け身の立場になってしまう人形だからこそ、哀しみが深くなってしまったのかもしれませんね……(><)
服部君が侵食されていく感じ、ぞくぞくしました……っ!(><)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
着せ替え人形として持ち主に可愛がられることが、最大の喜びですもんね。自分から動けないのが苦しい。
意識を失うシーン、前作と少し変えてみました。
今作の方が危険度高いですね……!
人形に入り込まれるところのリアルな表現。思わず、ぞっとしました。素晴らしい。
そして、ひらがなが多い、人形の独白。
この書き方の差も、技があって、感服します。
自我を手放すな、かっこいい!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
表現をお褒めくださり、とても嬉しいです(●´ω`●)
普段の服部少年視点から、人形視点へ。語り口もそれらしく変えてみました。
自我を手放すな!
ここに先生のどんなセリフを入れたらいいか少し迷いましたが、これが一番カッコいいかなと!笑
うわーん、小さい頃遊んでたおもちゃのこと思い出しました……お別れちゃんと言えばよかった……。
でもやっぱり、物も自分の触られ方、扱われ方、分かっているものなんですかね(ごめんよ会社PC)。
たまーに骨董品屋に行って壺やらブリキのおもちゃやら見る機会はありますが、これからは敬意をもって接したいと思います……。
服部少年の自我をなくしていく感覚が生々しくて怖いです……ひえええ……。
遊女は下の使いの子たちをかわいがる文化があったみたいですね。
元のご主人様も、そうした使いの一人だったのが遊女になって、苦労した過去を思い出させる人形が邪魔になって……というところでしょうか。
にしてもこの陰鬱な気持ちどうやって晴らすのだろう。怯える子犬を手懐けるみたいに、もう一度丁寧に接するしかなさそうだけど、時間かかりそうだなぁ……。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
『トイ・ストーリー』シリーズ見た後とか、私も昔遊んでいたぬいぐるみやおもちゃのことを思い出して切なくなりました。
やはり着せ替え人形として作られたモノは、綺麗に着飾ってもらうのが嬉しいんじゃないかなぁと思います。
今回、念そのものはカイコさんが糸で包んでいるので直接触れてはいないんですが、服部くんの魂自体が揺らいでしまいました。
ご主人さまの心境については、人形視点だと情報に限りがあるのですが……
逃げ場のない妓楼で生き抜くには、強くなるしかありません。それが「人形を捨てる」という行動に繋がったのかもしれませんね。
さて、この念をどうやって払うのでしょうか? ご期待ください!
こんなに深く人形の気持ちを考えるなんて、すずめさんの想像力ってすごいなって驚きました。
男性だから「人形」にあまり触れる事がないからかも
思わずウルッとなりました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この人形の心境は、人間の女性に近い感じかもしれません。
ご主人さまのことが好きだったからこそ、裏切られて捨てられたという憎しみでいっぱいになってしまった……
心を寄せていただけて嬉しいです!