ウル、俺、誇らしいよ

凡人非才と評された少年が、
心に抱えた信条を武器に、困難に立ち向かい全力でぶち当たっていく素敵なお話。

世界観や人物の心情が事細かに記され 息づき 奥行を与え、物語にぐっとひきよせられます。
ウル達の小気味良い掛け合いには、毎回ニヤニヤしてしまう。
何気ない日常の中だけでなく、
切羽詰まった状況や息も切らさぬ時でさえも行われるのはもはや病みつきになってしまう。
又、諸所に作者の愛が感じられて、胸熱です。


様々な艱難辛苦を乗り換え、ウルが駆け抜けた道を思うと、とても喜ばしく暖かな気持ちで一杯である。

彼の行き先に幸いあれ。

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