ヒロインたちや周りの人達が全力で主人公の外堀を埋めていく、その様子を見るこちらとしてはニヤニヤが止まらない。ヤンデレとかギャグとかが好きな方には是非とも読んでもらいたい。ハマること間違いなし。
まず転生したのが悪役とかモブとかではなく主人公ということで余計な展開や登場人物がなくただただヒロイン達と仲を深める流れなのが良かったかなと思います。主人公は恋愛にヘタレ過ぎて(押されすぎて引いてるだけとも言う)逆に好感持てるし、でも決めるところはちゃんと決めるし、ヒロインもみんな可愛かったです。
最初は、「なろう系かな?」と思ったのですが、後半になってから、「これ、官能小説じゃねえか!!」となりました。もの凄くわかりやすく、とても面白いかったです。書籍化、漫画化、アニメ化などしたら、見たいと思います。もちろんやましい思いは一切ありません。(嘘)
「おはよう」という挨拶をこんなにも面白く表現できる人はそう居ないと思える。その文才には驚愕を覚える。ケイニスは不憫な漢である。「これは酷いwww」と草生え散らかして止まらない。ケイニスが森を作った、となっても疑う余地はないだろう。なんともな扱いを受けるが、しかしやはり格好良い。とても格好いいのだ。矜持を貫き、災禍から守り、他者を慮るその姿勢には敬服の念しか湧かない。
説明不要の面白さ。作者は多分天才
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(88文字)