概要
僕は初めて、ラグビーで勝利の味を知った
県大会ベスト4常連の東嶺高校ラグビー部だったが、学校の体制変更のため総合先端未来創世高校に改名。周囲からは「なんとか高校」と呼ばれるようになった。監督・コーチは不在となり、推薦枠も一つに。さらには県内一の天才、榊から推薦を断られ、要の三年生、宝田が怪我で試合に出られないという踏んだり蹴ったりの状況だった。しかしそんなチームに、謎の天才キッカー、犬伏カルアが入部する。中学時代弱小校で全く勝利の経験がないカルアは、高校で初めて「勝負をする」チームの一員となり、成長していく。
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