簡易プロフィール

【メインキャラ】


ハル(春之介)

 生まれながら人格破綻気味の人間男性。異形が大好きで常に異形側でものを考えている。見た目に無頓着なのでずっと長髪。男に一目惚れされるくらいは顔がいいけどそれも無頓着なので生かされない。不知火のママのような面構えをしている。不知火のためなら腹部破裂や嘔吐や食用扱いなども問題ないほど不知火が好き。関西弁を喋る。なんでも食う。


不知火(ハル命名)

 生まれながら業を背負わされる人と異形の間の子。人間時は成人男性で異形時はでかくて黒い獣の姿。中身はバブちゃん。ハルとの旅により情緒が育ってきたが人間へのヘイトはカンストしている。ハル以上に無頓着で髪がボサボサ。鼻が良く、好物は主に人間が発する悔恨や恐怖。獣時は目が赤く、光にできるので夜道に便利。


【サブキャラ】


燐(狭間に棲む鳥、是非の庭)

 年齢不詳の破滅的な言動が目立つ人間女性。鳥の異形である巽と旅をしており、偶々ハル達に出会う。過去に色々あったが現在は旅芸人として各地を回り、廃村になったハルの故郷を目指している。自分の故郷からの追手に追い回されている。おっぱいがでかい酒カス。好物は酒全般。


巽(狭間に棲む鳥、是非の庭)

 元御神体の人に囲われていた鳥の異形。人間の姿も取れ、その際は女性形態だが実際の性別は特にない。普段は灰色で怒ると黒くなり、穏やかな気性も一転して災害のように暴れる。不知火を弟のように感じたがハルのことはこいつやばいなと思っている。好物は脊髄液や腐った情念。


黒い鳥の異形(祭囃子と焔の実、長と怪鳥)

 不知火の父親である異形の知り合い。諸々不明。巽との関連があるにはあるが作中未説明。ぞんざいな口調の斜に構えた異形。現在はなんか色々頑張っている途中。不知火を気にして降りてきたと思われていたが実際は長に雰囲気の似たハルを気にして降りてきた。特に好物はない。


長(祭囃子と焔の実、長と怪鳥)

 過去の人物。ハルの故郷のかなり前の代にいた女村長。占いという名の複雑な企画立案により村の方針を決める政策を作った張本人だが、この人がド有能だっただけでその後の長は扱いきれず破綻した。好物は柿。


クロさん・深冬(祭囃子と焔の実)

 不知火の両親。ネタバレ的になるので詳細は割愛する。クロさんは深冬にベタぼれなあまり童貞のバブちゃんのようになる。深冬の好物はきのこ類、クロさんの好物は特にない。


【異形たち】


骨(けぶる骨)

 腐り果てて最早異形の類の骨たち。腐った饅頭を食わせてくるから気をつけろ!


蛇(満ちた蛇)

 すごく大きい、とても白い、かなり長命。湖に住んでおり、ほぼ神様くらいの存在。笑い声が特徴的。


毛玉ちゃん(最奥にねむる)

 でかい毛玉。たいへんに毛玉。ものすごくモフモフしており、無闇に抱きつくと寝てしまう。人間に興味がある。


海の不知火(回帰する火鉢)

 名前がややこしいがメインの不知火とは別の異形。海で見られる不知火という現象の異形で、ハルの命名の元ネタ。


石(是非の庭)

 ただの石じゃなくなった石。大体暇をしているので興味が向いたら急に話し掛けてくる。これ実はモデルがばくだんいわなんですけど全然違うようになっちゃった。




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悔恨食道楽紀行 草森ゆき @kusakuitai

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