女神の加護を受ける国の女王として職責を全うしていたら、政略結婚の打診を受けました

女神の加護に守られた国で、女王は今日も執務に追われている

女神の力で人々を癒し、国民に愛されている妹と、その妹にベッタリの婚約者をよそに、少しでも国民の生活が良くなるように――悪くならないように、と
日夜、睡眠時間を削り、食事の時間も惜しみ、親しい者たちからの心配と、目の下に張り付いた隈を標準装備とする日々

しかし、そんな日々は、世界征服も秒読みか！？　と話題の帝国からの無理難題によって崩壊する
妹は「自分が愛されヒロインとして、略奪系オレ様皇帝に嫁げば解決ね！」とでも言いだしそうなノリであったが、ことは彼女の想像とは違っており――、

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最終的に、女王は幸せになりますし、『ざまぁ』対象は妹と婚約者になります