第9話 あとがき。
皆様ご無沙汰しております。
この今もタイトルの決まっていない「(未題)おかしくなった人工島から脱出する話。」は元々は「サンドボックス ガーデン」の後に考えていたゲームシナリオです。
ゲームのほうはマルチエンディングにして、フラグ管理をして何通りものエンディングを迎えられるゲームにしたく考えていた話なのですが、「現代風の絵を描く時間ない」で頓挫していて、小説の方は「セカンド ガーデン」を書きたくなってしまい、結局書かずに3年が過ぎてしまいました。
後は現代物を書くのに時代考証のようなものを失敗してしまうのを恥じて逃げていたというのもあります。
まあ、今も考証もへったくれも無いのですが…。
折角の脳内に用意した設定が勿体なかったのと、最近の病院通いで脳内の子達を出してあげないとこのままなんだよなと思い書くことにしました。
今作はバッドエンドに近いハッピーエンドだったりします。
元々の考えでは、このルートに入らないためには有原有子と倉本勝雄を助けない事なので、時間帯をずらすか、違う道を通るしかありません。
有原有子は案外人情派なので倉本勝雄を助けたいと言い出してしまい、ルロロの群れに突っ込んでいってしまい乱戦になり全員負傷してしまい、何も出来ずに大神に保護される服従エンドしか待っていません。
別で有原有子単体で済ませるルートもあるのですが、それだと後日酔ってベラベラと飲み屋で同席した記者に喋ってしまい、そこからバレる→口封じエンドに入ってしまいます。
最終話の行動はあくまで日影一太郎が殺されたことで防衛意識が働いていたのでこのルートだと防衛意識がむかないので簡単に口封じをされてしまいます。
トゥルーエンドとしては、夢野勇太を含めた4人で行動をして、日影一太郎は無事保護をされて口外をしない事を誓って島外で暮らし、坂佐間舞も保護をされ、口外をしない事を約束して島での安住を約束されます。五里裏は単身役所を目指し、アナウンスを流した後で大神に助けられて研究室に戻って今までどおりの生活が続きます。
バッドでは、怪我をした状態で役所を目指してルロロの群れに殺される場合や、特殊部隊に殺される場合があったりします。
一応、このルートを書いたのは主な登場人物が全員出てくるからだったりします。ちなみに多分別ルートは書かないと思います。
それでは。
2022/8/10
さんまぐ。
ハートフルランド暴走事件。 さんまぐ @sanma_to_magro
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