私と相棒の魔術師、ハードライフ(白目)

月彗

第1話 私の相棒は無情である

「アルぅぅぅぅぅ残業変わってぇぇぇぇ」


「無理」


即答で無理と答えた心が鬼で優しさを下水に流したような此奴は、私の同期、アル・シュウェルツだ

性格以外は恵まれてるのに…

此奴に騙されちゃう可愛い私のアイドルたちがぁぁぁぁ

くそぅ


「酷いなぁ」


なんて無情な奴と憎しみを込めながら言うと


「今まで、仕事をサボって



「怪奇現象になってくるー」


とか言ってたのは誰だったかな」




「私です、ごめんなさい」(早口)


わーこわい



「仕方ないから手伝ってやるよ」


なんだかんだ優しいのが此奴







(じゃあ5︰5ね!)


(ふざけんな、9︰1だよ)


(仕事しろよ)


(それはお前な)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

私と相棒の魔術師、ハードライフ(白目) 月彗 @siki1210

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ