概要
子供の頃、天井の羽目板の木目をいろいろなものに見立てて遊んでました。
両親の突然の死で、父の実家に連れて来られ、家を継ぐ事になった僕。夜、布団の中で泣いていると、天井の羽目板の木目が笑って話しかけてきた。それは400年前に切られた御神木でできた、この家の守り神だった。
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おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!恐れることを、忘れていませんか?
人は恐れを忘れてしまう。
無知が故なのか、短命が故なのか、それは分かりませんが、現実を見てください。
打ち捨てられた社や祠の何と多いことか。
しかし、人でないものは、決して忘れてはいないのです。
時を超えて私たちに「約束を守れ」と要求します。
私たちがその約束を知らなかったとしても、彼らには関係ないのです。
彼らは守り続けて来た。それと同じように私たちも守らなければ。
理不尽とお思いますか?
それでも非は私たち人間にあります。
守りきれぬ約束なら、そもそもしてはいけないからです。
何故「守れる」と思ったのでしょうね?
あまりにも傲慢ではありませんか?
これは人と神の真理を突いたお話です。