人間世界の行き着く先を描いた物語

 緻密につくり上げられた近未来の世界観は秀逸。そこで繰り広げられる機械と人間の物語かと思えば、突然相反する精神世界が現れ、良い意味で裏切られる。
 作品タイトルにもある『悪』と『愛』のコンセプトも絡んでくるのであれば、どこまで世界観が広がりを見せるのだろうか?読みながらも、妄想が止まらなくなる世界観は必見!

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