実体無き知的生命、スピザイアの信仰心より生み出された神の物語。彼が語る通り、スピザイア共はどこまでも愚かで身勝手な信心をもって神を崇める(耳が痛いですね……)。しかしそんな中、他のスピザイアとは明らかに違う性質を持つ存在が現れ……、というお話。
やはり特筆すべき点は、主人公が実質スピザイアたちの奴隷として扱われているところでしょうか。神として極めて全能に近くありながら、その実は信者たちに都合よく創造されただけの存在。どこまでも不自由で、信者共は愚かでやかましく。けれどそんな世界に辟易していたところ、たった一人、彼の心を動かす存在が現れる。
純粋な愛に救われていく、新たな神話です。
拝読させていただきました。
大きな敵に立ち向かう壮大な神話を読ませて頂きました。
読んだ実直な感想はどんな神話も『大いなる愛』には勝てないというのが言いたかったという印象受けました。
信仰心がスピザイアを形成しているという
偶像崇拝のテーマは素晴らしく思いました。
気になる点
内容が神話なので思想や主人公がイメージしずらかったです。
もしかしたら、実体を持たないという意味であえてそのような文にしているかもしれないですが、少し分かりにくかったです。
徐々に人間らしくなっていく、デザインであれば周りのキャラや世界描写をリアルに見せたほうがいい気がしました。
神話の元ネタとかベースにあると作品が引き締まり、読書の勉強になる感じがします。
企画上でなかなか全部読みきれず、
理解が足りてない部分があります。
御理解頂けると助かります。
軽い参考程度に考えて頂けたら際です。
偉そうに意見しまして申し訳ありません。
執筆活動は大変だと思いますが微力ながら応援しております。
誰よりも海水を飲む人