日常に突如現れた違和感

いつもと同じはずの学校からの帰り道、主人公が迷い込んだ静かな路地での奇妙な出来事。
足元は不穏にも柔らかく、路地は奥深く薄暗い。気味の悪い路地は一体どこへ続いているのか、この先何が待ち受けているのかと、いろいろ想像を掻き立てられます。

ここでやめておけば良かったのでしょうが、翌日好奇心旺盛な友人を伴って、主人公は再び薄暗い路地へ。周囲に人の気配はなく、じんわりとした恐怖がまとわりつき、読者を不気味な世界へ誘います。
そして二人が路地の奥に見たものは――

もしいつもの帰り道に見慣れぬ路地を見つけても、入っていかない方が賢明かもしれません。