終始淡々と綴られる言葉が、独特で不思議な世界へと静かに誘ってくれます。彼女が口にした果実から溢れ出す緑は一体なんなのか。何故義妹は亡くなったのか。そしてこのあと彼女はどうなったのか。どこか恐ろしくも美しい、印象に残る作品です。