舞いあがれこの願い、溢れ出す輝きはプラチナ

小さい頃から比較されてきた兄に、いつか勝ってやる。
プラチナカップ優勝を夢見てきた競竜のプレイヤー三好蒼惟は、はたして愛竜の白銀とともに兄に打ち勝ち、念願の優勝を果たせるのか――。

竜を操って競い合う緊迫感が良かった。
競馬実況を彷彿する語りのおかげで、白熱したレース展開がよくわかる。
しかも兄に対するライバル心も描かれ、負けたくない気持ちが伝わってくるのもいい。