とある小説の感想文─未読

maris

第1話

出だしから、これか!!ゲス野郎だな。

主人公は、まさにゲスの極みそのものです。

そして、ありがちな話から始まるストーリー、よくもまぁ長編まで引っ張れるものかと

有る意味感心します、お手並み拝見いたしましょうか。



それにしてもこの主人公、令和の時代に

似つかわしくない、時代遅れも甚だしい。

明治時代の文豪気取りですか?

人(読者)を斜め上から見降ろし、小バカにする態度がムカつきます。


そして、その作者は主人公を上回るほど

憎たらしいのです。

難しい言葉をこれ見よがしに投げつけてくるのですから。

フン!そんなもの。

そんなものを跳ばして読んだって

内容さえつかめれば良いのです。

それに、検索すれば済むことで、

別に少しも困りませんことよ。



しっかし、この作者のいやらしいことは、

そんな難解文字をミサイルのごとく、

発射してくるのです。

もはや、制御不能に陥った次第です。



「高尚な小説というものは、読者に選ばれるのではなく、読者を選ぶものなのだ」

つまり、

「お前みたいな馬鹿な奴には、オレ様の書いた素晴らしい小説は読めないのだから、さっさと失せろ!」と言いたいのです。


クソ作家が!

失礼致しました。わたくしともあろうものが、つい、はしたない言葉を使ってしまいました。


こんなもの、数話だけ読んで、☆を投げ義理を果たして、止めてしまえばいい。



けれど、それもできなくなりました。

悔しいです。

何とお伝えしたら、良いのか……

例えて言うなれば、ハリガネムシに寄生されたカマキリのように誘導されているのです。



それならそれで良いでしょう。

戦いの火蓋が切られました。

いざ、尋常に勝負致しましょう。

但し、つまらなくなったら、直ぐにポイっとします。


途中で止めたら、私の勝ち

最後まで読んだら、私の負けです。



そして、その作品が何かといえば、

ここまで、さんざんな事を言ってしまった私に言える訳もなく、

というより、これは、私の書いたミステリー小説なのです。



なので、小説を愛する皆さんには、

このミステリーを解いて欲しいのです。

どんな小説にせよ、途中で止めるなんてあり得ません、と私は思うのです(今回の勝負は除く)

それでも、止めてしまうなら、一生この呪縛から逃れられなくなるでしょう。



多分そんな事はないと思うので、

続けましょう。



とは申したものの、このカクヨム界で、

この小説を見つけ出すことは、至難の技。

ご安心を

そんな大変なご苦労をこの優しい私が

させるはずは御座いません。


ヒントを差し上げましょう。

【答えは、私のフォロー作品の中】です。

そして、ミステリーを解くことが出来た暁には、共感出来た喜びを分かち合い、

乾杯いたしましょう!!



最後に1つだけ、お伝えしなければならない事があります。


お心当たりの作者様、どうか気を悪くされませんように。

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