第24話 参考文献 他

防人の歌の「かえりみ」の解釈については、

『万葉びとの一生』 池田彌三郎 講談社現代新書

を、参照させて頂きました。


和歌の出典及び現代語訳については、各々の話の末尾に記した通り、

『万葉集』 中西進 講談社文庫

に拠っています。(せりもも訳は、その旨、記載あり)


表紙(?)の写真は、佐佐木信綱・岩波文庫版(下)です。




なお、前半部、アメリカ軍が缶詰を落とした話は、私の祖父から聞きました。戦争の話は、殆どしない人でした。






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おつき合い頂き、ありがとうございました。



せりももには、「ことあげセず」という長編小説があります。こちらは、安積親王の同母姉、井上内親王の生涯を扱ったものです。父・聖武の斎王として清らかに生きた少女時代から、讒言されて怨霊になるまでを描いています。安積皇子と家持も、ちらっと顔を出してます。



web小説サイトには嫁入り先(?)がなさそうだったので(アクセス数0が続いたら、井上内親王に申し訳なさすぎです)、kindle本にしちゃいました。

表紙絵は、原田直次郎「騎龍観音」です。東京・護国寺の許可を頂き、使わせて頂きました。井上内親王とは直接関係のない、しかもずっと時代の下った絵ですが、この絵を初めて見た時(それは、小説を書き上げてから大分経ってからのことでした)、ああ、井上内親王は日本の民を赦して下さったのだ、と感じました。表紙絵だけでもご覧になって下さい。


ことあげセず: 井上内親王頌歌

せりもも


※ご要望があれば無料設定できますので、お気軽にお申し出下さい。








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いやしけよごと せりもも @serimomo

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