どうしてこうなった。文学的で濃密な百合短編

プロローグはいたってやわらかい。

普通の高校３年生らしい主人公による憧れの同級生への思いが綴られ、このままゆっくり展開していくのかなと思いきやの○話である。

タイトルの通り「ど　う　し　て　こ　う　な　っ　た」とツッコまざるを得ない。そういう点において、どうやら主人公は普通の女子高生ではなかったようです。

それからは『あわわ……』な状況にスクロールがすいすい進みます。文学的な表現も多く、ルビふりも丁寧ですので、そういう文章で濃密な百合を摂取したい方におすすめです。