このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(461文字)
思い描いたシナリオ通りにいかないのが人生である。だからこそ面白く、不安なのかもしれない。本作は後日談でありながらも、短編として予備知識がなくてもすんなりと読める一作になっている。ありそうでない。なさそうである。そんな男女のふれあいを楽しんで欲しい。
単独話としても面白いが「お茶漬け恋模様」と「国芳ロックンロール」を読んだあとの人には、この話は、ものすごく効きます。 題名とキャッチコピーを見たときは、やましくない話って何だろう、何に負けるんだろ、と頭の上にデカい ? をプカプカ浮かべて、読み始めました。 途中から ! がピッカーと光って、激しく点滅し、最後は ♡ がクルクル回りました。 で、これは確かに はい、負けー、だと納得しました。 あなたも、素晴らしい負け、を体験してください!
「お茶漬け恋模様」の番外編にして後日談!彼は音楽の道にかけたけれど、絵も捨てていなかった。捨てていなかったからこそ、彼女と繋がれたんです。そんな2人の物語です。
お見事! の一言に尽きますね。山岡の生き様は中学校編の時から『やるねぇ』と思ってましたが、成る程、こう来たか……と。これはアリ。いや、こうじゃなくちゃな。
主人公の小長井が友人の山岡に付き合いながら恋を成就する描写が好きでした!
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