概要
僕は小説家になりたい
僕という人間が、どれ程不甲斐なく最低な人間かということは、自分自身で1番理解をしている。これまでの14年という短い人生においても僕はただ、怠惰に自堕落に他人に縋って生きてきただけでは無いか。そんな僕にも、最近夢が出来たらしい。非現実的で、直ぐに消え失せそうな夢が。まあ、抱くだけならタダであるし、誰にも知られずに消滅してくれれば、それでいいのだ。しかし、この中三の頃の僕が、こんな夢を持っていたということを、ここに刻みたいと思う。
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