いつだって1人でいたんだ。いつだって叫んでたんだって。

寂しくて悲しい。
先輩はどうして自殺したのだろう。
自殺する二年前、主人公が現れるまでは屋上は先輩だけの場所だったとある。
梅雨前には自殺しようとしていたとあるので、ひょっとすると先輩が屋上にいた当初、一人ではなかったのかもしれない。

なぜご飯をもらうことが重要だったのだろう。
ひょっとしたら、以前先輩がいっしょにいた人が、同じようにご飯をもとめてきたことがあって、先輩自身もあげたことがあったのかもしれない。
かつて自分がしたことをなぞるようにしてもらうことが、先輩が自殺をするための儀式みたいなもの、だったのかもしれない。
なので、ここでご飯をあげなければ、自殺しなかった可能性も考えられる。

そもそも、屋上の鍵を生徒に渡している学校に問題がある。
主人公は先輩の分まで、自分の人生を最後まで生きて欲しい。