小学生の頃

私は小学生に入ってからと言うものの、文字はちゃんとした文字が書けず、算数も足し算引き算が小学3年生まで出来なかったと言う。


いつも名前を書く時に「さ」が鏡文字でしか書けず、他にも「た」や「に」、「と」など色んな文字が反転し、鏡文字となっていた。

これを焦った母が「娘は発達障害なのでしょうか?」とその時、1年と3年の時に担任だった先生に聞いていたがその先生は「お母さん、そんな事言わないであげてください。やれば出来ますよ。」と色々と工夫し、私はちゃんと文字も書けるようになり、足し算引き算も出来るようになったと言う。


私が小学5年生になったある日、クラスで独立してしまい、クラスの皆に無視されるようになった。私が話しかけても無視されてしまい、昼休みはいつも一人だったため図書室へ行き、東野圭吾さんの本や宮部みゆきさんなどのミステリー本が好きでよく本を借りて教室で読んでいた。

その当時、担任だった先生に「貴方も外で遊んできたら?」と言われていたが、低学年の子達の喧嘩の仲裁に入ったりするくらいで特には遊ばず、教室に帰って本の続きを読んでいた。

これに関して母は校長先生や担任の先生に伝え、何とか孤立から抜け出せるようにはなった。

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私の家族は終わっている メタマシュ @metamashu

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