ヴィーナス・トランス・サクリファイス

おまけ 女神の体型ステータス(計測スクリプトを用いたシミュレーションによる測定値)

　いずれも「女性キャラクター バストサイズ計測スクリプト Ver22.05.28」による。

・女神イド(鳥神ヴィートラ)の場合

　入力情報……[ 身長:162cm ] [ バスト:97.5cm ] [ ウェスト:56cm ] [ ヒップ:93.5cm ] [ 年齢:25～29歳 ] [ 遺伝子:エルフ（100％）]

　基準情報……[ 身長:175.01cm ] [ バスト:80.2cm ] [ ウェスト:62.7cm ] [ ヒップ:79.6cm ] [ 年齢:25～29歳 ] [ 体重:44.9099kg ]

◆バストサイズ

15.499 cm

◆カップ

C

◆推定バスト重量

438.96 g

◆アンダーバスト

82.001 cm

◆推定体重

54.11 kg

◆ショーツサイズ

M、L

◆視覚巨乳率

9.567 ％

◆巨乳偏差値

44

◆巨乳指数（100以上で巨乳）

168

◆巨乳指数（サイズ）

161

巨乳指数（スタイル）

174

◆美乳指数（MAX100）

79.6

◆Ｗ／Ｈ比

0.599

◆足

股下の長さ

75.7 cm

足の大きさ

23.8 cm

【筆者所感】

　精神疾患はそのストレスも含めて肥満体質を招きやすく、しかして現世（げんせい）人類よりも高位の表象（ひょうしょう）的な本質存在（ほんしつそんざい）で体型（みてくれ）の維持がそのまま個の生の維持となる、女神という外世他者表象（キャラクター）においては、余った贅肉の付きかたもヒトの女性とは少し異なるようだ。

　もっともヒトと同じ食物（しょくもつ）を摂取（せっしゅ）する肉体を得て、現代日本で過労死ラインに踏み込むところまで命のかぎり働いていた彼女だからこそ、でっぷりと太らずに済んでいたともいえる。

　いつも清潔なオーダーメイドのスーツでその豊満な肉体を押さえつけ、深夜まで目を指で押さえることもなく仕事をこなし続ける彼女の働きぶりはまさに、ブラック体質の会社を救う戦女神に映ったことだろう。

　最強の派遣社員イドを突然失った会社のその後は知る由（よし）もない。

・女体化ゴウトの場合

　入力情報……[ 身長:175cm ] [ バスト:98cm ] [ ウェスト:67.8cm ] [ ヒップ:98cm ] [ 年齢:18～19歳 ] [ 遺伝子:日本（50％）＋エルフ（50％）]

　基準情報……[ 身長:167.685cm ] [ バスト:80.75cm ] [ ウェスト:63.6cm ] [ ヒップ:84.4cm ] [ 年齢:18～19歳 ] [ 体重:48.735kg ]

◆バストサイズ

21.114 cm

◆カップ

E

◆推定バスト重量

1.11 kg

◆アンダーバスト

76.886 cm

◆推定体重

73.1 kg(筆者注：但し筋肉量を含む)

◆ショーツサイズ

L、LL

◆視覚巨乳率

12.065 ％

◆巨乳偏差値

50.8

◆巨乳指数（100以上で巨乳）

196

◆巨乳指数（サイズ）

200

◆巨乳指数（スタイル）

191

◆美乳指数（MAX100）

96

◆Ｗ／Ｈ比

0.692

◆足

股下の長さ

83.8 cm

足の大きさ

25.7 cm

【筆者所感】

　女神イドと一体化し光波魔法で再構築されたゴウトの肉体は急激な発育を遂げ、山村の畑仕事や建築資材運びで鍛えた元々の基礎的な肉体値（パラメータ）を著しく向上させた。

　これは本来、現世人類の1/8サイズに縮小しながらも通常サイズと同量の栄養分を補給しなければ生命活動を維持できない彼ら限世（げんせい）人類(死なば消える、外の世界に昇天する魂が存在しない内（なか）に閉じた世界の住人)の質量保存則にかかるチートが二種類の人類の一体化にバグを起こした結果、ゴウト自身の経口摂取によるエネルギー変換効率が単純に八倍され、つまり「1/8サイズでも一日三食で健康的な生命活動を維持できる」ようになったためである。

　もとから慢性的な飢餓状態であった彼ら人類にとって、ここまで何もかもがビッグサイズの女性はもしか神話上の存在でしか見たことがないであろう(故にこそ、ゴウトの村の民は出るところの出ている鳥神ヴィートラを豊穣神と誤認した)。

　その寝姿はもはや下卑た男性の劣情を催す前に、もしかして目を覚ました彼女(「俺は男だー！」)が機嫌を損ねたら自分はくびり殺されるのではないか……という畏（おそ）れを抱かせる、かもしれない。

　しかし人間と同じ容姿の怪獣は今まで出現しなかったために、むしろ怪獣災害の犠牲者として尊重されて、輸送中にも最低限の拘束すら施されなかったのは……不幸としか言いようがあるまい。

　以上