たかがゴブリン、だがゴブリン

ゴブリンが主役だが作中のゴブリンが強い訳ではない、だから賢い訳でも数が多くて殺しても無駄だから厄介という訳でもない、ならばゴブリンが邪悪で人間の敵でしかないからなんて事でもない、だが敵は人間だ人間は人間でしかなく悪では無い、悪役なのは確かだがそれも見方で仕方がないと切り捨てられる、だが主人公はその切り捨てられる中に居た、だからこそ敵は人間になってそれは必然と世界になる、それは正気の沙汰ではない故に主人公は狂気に呑まれ狂気に魅入られる、狂人を人を愛せる人向けの作品である。

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