第4話蕎麦
体調が悪い熱があり
体が思うように動かせない
朝起きると男は熱を出し
寝込んでいた男は職場に
休みの電話をいれ
熱が下がるまで寝込んでいた
男は一応風邪をひいたことを
花羅に報告した
もしも風邪ではなく
例の流行り病なら早急に検査が
必要だからだ男が電話をかけると
花羅はすぐに出た
男が事情を説明した時
花羅が近いうちにお見舞いに行く
と言って通話を切った
そして2日後の昼過ぎ
花羅が男のお見舞いに来た
男がふらふらになりながら
ドアをかけ花羅を出迎えた
花羅はお粥と薬を持参して
男を看病した
「人形の副作用だ透明のなる
首飾りを使っただろう」
花羅は三日前に起きた
出来事を知っていた
「どうすれば良い」
と男は聞いた
「私も同じ経験をした
夜になれば治ってるさ
それまで安静に来ているんだ」
花羅そう答えた
夜になると花羅が言った通り
男の熱は下がっていた
「どれ飯でも行くか私の
奢りだ迷惑をかけてしまった
からな」花羅はそう言って
男を食事に誘った
花羅は行きつけの蕎麦屋に
男を連れて行った
2人は蕎麦を食べた
蕎麦は10割の蕎麦を使い
スープにもとことん
こだわり最後の一滴まで
飲んでしまいそうなほど
美味しいスープらしい
具材も蕎麦を邪魔せす
一品一品が丁寧に添えられていた
一つ問題があるとすれば
男が風邪を引いていることだろうか
風邪のせいで鼻が詰まり
蕎麦の味がぼやけてしまった
しかし蕎麦自体落ち度はない
今度体調が治ったらまた注文
しようと男は決めた
「良い知らせがある狩人たちが
君に報酬をくれた受け取ってくれ」
と言って花羅は50万円を男に
渡した男は熱を出し3日を
無駄にしてしまったことを
嘆きは始めた
「あの人形は霧の人形と
言ってな一回使用すると
使い手は必ず風邪をひく
君が風邪をひいたのは
そのせいだ」
花羅はそう答えると
「じゃあ人形使いは常に
風邪をひいているのか?」
男が花羅に聞くと
「人形師は別の人形を使い
それを避けている例えば
体調を下げる副作用と
体調を上げる副作用を
掛け合わせれば
デメリットは消える
さて次の仕事を紹介しよう
人探しだ狩人たちから
依頼が来た君をご指名だ
詳しい事は明日説明する」
花羅はそう言って蕎麦屋を
後にした
世界の終わりまで後360日
億万長者になる方法 シガラキゴンタ @SSkepq
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