世界に定められた「ジョブ」設定でくそ雑魚の初級剣士で成長が止まる。しかし闘い続ける主人公は手元に唯一ある初級スキルを極め、人外レベルまで熟練させる。
ここまでがテンプレ。自分がこの作品を好きになった理由は二つあります。
一つは「しょーもない」ところ。褒めてます。俺はめちゃくちゃ笑わせてもらいました。シリアスかと思ったらしょーもないやらかしにつながる場面が結構あり、ほんとにゲラゲラ笑わせてもらいました。
ただまぁ、ちゃんと本気、真面目シーンもあり、そこの場面もとても完成度が高いので、相乗効果で両方をとても楽しめます。コメディ:真面目は6.5:3.5くらい。コメディに偏ってて、笑いたい!って人にはちょうどいい塩梅だと感じます。
もう一つは上記につながるけど親近感がわきやすい…って感じ。うまく表現できないけど、主人公が周囲の人を助けて、助けられてって感じと、若干小物くさい感じが見てて本当に面白かった。
ハーレムもないので、そっち向きの人にもお勧めできますね。
111話当たりがめちゃくちゃ好きです。極剣っていうわかりやすく、厨二心くすぐられるさっぱりした題名も好きです。
祝・完結!
まず、タイトルは勘違いモノ、導入は追放モノを匂わせておきながらも、そのweb小説特有のお約束を上手いことスカして、真っ当な厨二バトルファンタジーの土俵に持って行った時点で「これは期待できるぞ」と。
そしてシリアスとコメディのバランスが良く……というより、熱さとバカバカしさが互いに損なわれることなく、両輪となってこの作品独自の色を形作っていったのは見事と言う他ないだろう。
そんな独自色の強い作風でありながら、SFチックな世界観や、しっかり丁寧に紡がれていった(やることやってる)恋愛模様などからは、(作者の意図したところかは知らないが)往年の良質な燃えゲーのような読み味もあり、実家のような安心感すら感じるのだ。
また、キャラクターそれぞれへの焦点の当て方も上手く、群像劇としても質が高い。(その大半が性癖への言及であった気がするのには目を瞑り……)
つまるところ、各要素が高水準で成立しており、エンタメとして完成度が非常に高いのだ。壮大な世界観でありながら、風呂敷を広げすぎずに走り切った点も評価したい。
本当に、いい作品でした。
ありがとう。
コメディタグがついてるとおり、基本的にはほぼ鬱や胸糞展開もなく、安心して読めます。
1話の文字数も丁度良く、読み進めやすいと思います。
読み進めていくと、何となく展開の想像をしたくなる、あとめっちゃツッコミたくなるのですが、ツッコミポイントへの展開具合が、本っっっっっっっっっっ当に期待を裏切りません!!!
裏切られないのは勿論、余裕で上振りパない、期待以上でめっちゃメチャ面白いです!!!
ある意味ではたまにあるタイプの主人公最強ものであり、主人公に痺れる、憧れるぅぅぅ(ちょくちょくドン引きwww)、といった感じになりますが、もしかしたら皆様の想像とはちょっと違うかもしれませんw
完結しましたが、ラストまで本当に楽しめました!!!
面白い異世界ファンタジーをお探しの方、是非ご一読をお勧めします!!!
実はこの作品のタイトルは極剣のスラッシュではなく、木剣のスラッシュなんですよ、作者に変えるように言ったのに頑なに抵抗するので説得は諦めました_(┐「ε:)_
本作は戦闘描写が熱い部分もありますが、何故かすぐ服が弾け飛んだりするのでそっちに意識が取られてしまい、戦闘描写が頭に入って来なくなったりして困ります、でも全裸になると感想欄がとても盛り上がって、読者の悪ふざけも最高潮になるので一体感があってそういう部分でも楽しめます、一粒で二度美味しい感じですね_(┐「ε:)_
あとはたまに炸裂する作者の性癖を推測するのも一つの楽しみで、色んな意味で好きな作品なので是非ご一読下さい_(┐「ε:)_