主人公は美形の男装魔法師団団長フェリクス(本名フェリシア)は、団員の不正を黙っててもらうために第三王子ミランに惚れ薬を作ることになってしまう。
ミランは目的のためには蜂の群れの中に突っ込むほどの猪突猛進型と思えば、実は人の心を思いやる優しさもあるため、フェリクスはなぜそんな彼が惚れ薬などを欲しがるのか不思議である。そんなフェリクスに第三王子は「君は人を好きになったことがないのか?」と問う。
そう、フェリクスは女性でありながら女らしいことにはあまり興味がなく、恋愛にも冷めた見方をしていて人を本気で好きになったことがなかった。そんな彼女が一生懸命な第三王子といっしょに行動するうちに心境に変化が起きて……。
感想:フェリクスの飄々とした行動や考え方が非常に格好良く、ミランが熱血で2人のやり取りがおもしろく、良いコンビだと思う。ミランのひたむきな情熱に、フェリクスが徐々に恋心に目覚めていくところも、思わず自分がフェリクスの感情に同調しているかのようにドキドキした。
オススメです💖💖
今作品の魅力はなんといってもキャラクターたちに愛着が持てること!
魔法師団の団長フェリクスとして活躍するのは、男装した貧乏貴族令嬢フェリシア。
女性っぽいことが苦手ながら、ちゃんと女の子な部分もある彼女は、かわいくてかっこいいです。
対する第三王子ミランは、こうと決めたら突っ走るまっすぐな性格。
フェリクスのことも男だと信じて疑わない。実に憎めない可愛い奴です。
二人で惚れ薬を作ることになるのですが、材料集めの段階から前途多難。
幾多の困難を協力し合って乗り越えて行くうちに、二人のあいだに芽生えるのは友情? それとも恋?
平和な王宮に起こるハプニングの数々。といっても深刻すぎることはありません。
笑いどころもたくさんあって、楽しく可愛らしい物語です。
幸せな気持ちになれる本作、ぜひ読んでみて下さい!
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本編&アフターストーリーを読み終わったので追記します。
アフターストーリーは絶対に読みましょう! むしろアフターストーリーの最後こそが本当のラストですよ!
でも本編よりコメディタッチで楽しいです。電車の中で読めないかも!?
主人公のフェリクスは、平和な時代が続くエルドゥ王国の魔法師団の団長です。
戦争がない世界ですので、やる事がありません。
その中でも、訓練を怠らない真面目な性格でもあります。
それとは別に月刊誌が発行されるほど、魔法師団はイケメン揃い。
なので悲しい事に、女性に人気のアイドル的立場としては活躍していました。
けれどフェリクスには秘密が。
表向きは男性ですが、本名はフェリシアという、れっきとした女性です。
家が貧しい為、男装して働く彼女の元に訪れたのは、年下の第三王子・ミランでした。
ミラン王子の頼み事は、惚れ薬を作ってくれというもの。
悩みに悩んだ結果、フェリクスは協力する事にしました。
とにかくコミカルで、ふふっと笑える展開ばかりです。
その中でも大切な言葉や想いが織り交ぜられ、本編のラストはまさに、それを受け止め乗り越えたからこそ辿り着けたものだと思えました。
そしてアフターストーリーまでしっかり読んで下さい。
最高のハッピーエンドが待っています!
笑えてほっこりして、時に胸を締め付けられながら、それぞれの成長を見届けてほしいと思います。
是非皆様もお読み下さい。
この物語はある理由で男装して魔法師団団長になっている、『フェリシア』が主人公です。ん? 物語には『フェリクス』って書いてある? それはですね、フェリシアが男装してるから。フェリクスは仮の名前。
ある日、第三王子のミランがやってきます!!!! その理由は、「惚れ薬」を作ってもらうため。婚約者が自分にそっけないから、振り向いてもらうために薬に頼ることにしたわけなのです。
そこから、ワクワクする惚れ薬作りが始まります。それが、本当のこの物語の始まりでもあります。
惚れ薬を作るうちに、フェリクス(フェリシア)には思いが。ミランにも変化が訪れます。そして、物語が終わってからのアフターストーリーでは……!話したいことだらけですが、ここらへんで。
取り合えず、言えるのがワクワクしながらキュンキュンすること。惚れ薬を作るときはワクワクしますし、よくこんなに思いついたなぁって感心します。で、フェリクス(フェリシア)とミランのキュンキュンするところ。
すごく面白いお話でした!
みなさんも、この小説をもとに惚れ薬を作ってみてください!!(笑)いや、この小説をぜひぜひ読んでキュンキュンしてください!!