丁寧な描写で、主人公の心情や緊張感が活き活きと伝わりました。主人公が言語学の強みをどう活かすかに期待です。
1988年生まれ、群馬育ち。ジャンルは恋愛、青春、ヒューマンドラマ、現代ドラマ、SFです。
言語学を研究する主人公テヲノが食人文化のある少数民族との交流を描いた話。淡々とした雰囲気で進んでいく物語ですが、読ませる力があり最後までサクサク読むことができます。最初はサスペンスやホラーのよ…続きを読む
「人食い人種であり、永遠とも言われる寿命を持つと噂されるマグ族の一人が死んだ」ということで調査に出向くことになった言語学者の主人公の話。キーとなるのは無くなったマグ族の娘『マナ』だ。この話は異文化…続きを読む
人を食べたことがあるだろうか?という強烈な吸引力を持った文章で幕を開ける本作は、洒落た一人称の語りによって、文学作品のような雰囲気になっていますが、それでいでシーンに次ぐシーンによって読者を飽きさせ…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(156文字)
もっと見る