不穏な空気感と妖艶を感じる作品!

(最新話まで見た感想です)

闇に染まった物語と言うより、紫色に彩られた妖艶を感じる物語だと思います。

百合ってどちらかと言えば、純白な色を想像するじゃないですか?(個人差あり)
でも本作を読んで感じた色は、紫なのです。

どこか不穏な空気感を漂わせながら、妖艶な香りが漂うような雰囲気。

3話で月に照らされた洋館の描写があります。
詳細な描写ではありませんが、僕は紫色に照らされた不気味な洋館を想像しました。

もちろん人によって感じ方は変わります。
しかし本作品は、普通の百合と違う。
新しい百合物語を書いた作品だと感じました。

後、3話の終盤、月夜のセリフと状況に悶絶した////