シチュエーション02の解説:依頼を請けよう

 冒険者が冒険に出るのに、一番手っ取り早いのが、冒険者ギルドなどから依頼を請けることです。

 冒険者ギルドには色々な依頼がみ、ギルド支部のスタッフが、ほどよい力量の冒険者にこれを伝えます。そのため、冒険者のレベルにあった適切な仕事を請けることができるのです。

 ただ、適切な依頼がいつも複数存在するとは限らず、せんたくの余地がないこともあります(ゲームマスター(GM)がシナリオを作っているならば、特にそうでしょう)。GMはプレイヤーがあやつるキャラクターのレベルに合わせてシナリオを準備するのがつうですから、もしあなたがプレイヤーであるならば、ヘンにごねたりり好みをせず、その依頼を請けるのが楽しむための第一歩となるでしょう。

 一方のGMも、導入の基本として、冒険者ギルドからの依頼を活用すると、シナリオ作りが楽になります。その際、依頼内容と大きく異なるじようきようや難易度は、けた方が安全です。プレイヤーにとって、目的がはっきりしているほうがプレイしやすく、達成したときの満足度は高くなるけいこうがあります。

 また、依頼人が黒幕だったり、裏切ったりする展開は、意外性があってげき的なシナリオになるかもしれません。しかし一度これをやってしまうと、以降プレイヤーが「依頼人は信用できるのか?」「またGMにだまされるのではないか?」と疑うようになり、すんなりと依頼を請けてくれなくなる危険性があります。なので、依頼人はなるべく信頼できる人物にすることをオススメします。

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『異世界冒険ガイド きみならどうする!? はじめての冒険』 北沢慶/グループSNE/ドラゴンブック編集部 @dragonbook

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