長い言い訳とあいさつのページ
改めまして、長い愚痴に付き合ってくれてありがとうございます。
硬い文章は頭を使うので、ここから適当に書きます。
たいそうなこと書いてないので、そのままスルーして構いません。
興味があれば、今しばらく付き合ってください。
俺がこの話を書こうとしたきっかけは単純で、「仕事が出来ない」と言われたからです。裏でも表でも。
あとは、「考え方が間違ってる」とか、「こだわりが強すぎる」とか。
よく考えたらパワハラじゃねぇの、コレ。
そこまで言うならいいぜ! 俺が無能だと証明してやらぁ! と思い立ち、ソクラテスが無知の知を唱えているように、まずは自分の思考を理解しようと考えました。
でもどうすればいいか分からないので、試しに心療内科のカウンセリングを受けてみました。
オタクの悪い癖ですが、ドラマ『メンタリスト』や『シャーロック』を見てたし、ノンフィクション新書『FBI心理分析官 異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記』なんかも読んでたので、正直に言うとウキウキしてました。
作品みたいに、自分の知らない内面が可視化されるんだろうなぁと。あわよくば技術を盗めないかなぁと。
しかし、出会って1分の人間に対して、カウンセラーは無難な質問と肯定しかしてこない。踏み込んで聞かないんですね。
そもそもカウンセリングは、思考を整えるお手伝いをするような所で、議論する場ではないのです。
変に刺激してリスクを冒すより同調していた方が安全だし、よほどの変人でなければ苦情もでないだろうし。
当たり前のこととはいえ、本格的にカウンセリングをやるとなると、思ったより時間がかかることを察した俺は、面倒になり諦めました。
その代わりに、とっかかりを得ようと今までゲーム制作で相違した点を並べてみました。
考え方と実際の結果を並べることで、思考の癖を探ろうとしていたんですね、セルフで。
これで上層部の思う正解パターンを割り出せるのではないかと。
文章になると客観的に見れるようになり、気づきました。
あの人達は、いつも俺には説明を求めるのに、俺から求めると「いいからやれ」としか言わねぇな…。
あったとして理路整然としてない。理屈もない。あるのは感情論か根性論しかないな…。
これ、マインドコントロールってやつじゃね、と。
思想を統一した集団になるので、カルト集団の洗脳に近いですね。
世界の中心で「も〇、お前が、そ〇か〇しろォ!」と叫ぶ。(※某映画のネタですが、間違ってもがそっち系の人じゃないですよ)
団体名がないだけで身近に存在するものなんだと学びました。マジ怖い。
やり方は盗んで覚えろとか、すし職人じゃねぇんだから。訓練されたオタク同士ですら、解釈違いによる戦争が起きてるぜ。
そんな世の中で、上層部の思う『崖の上のポニョ』の物語の解釈を言わずとも完璧にトレースしろ、みたいなこと言ってんだぜ。
そりゃあ、無理ゲーだってばよ。
俺のポニョは俺の脳内から勝手に出て来ないのが当たり前のように、貞子が呪いのビデオにわざわざ「一週間後に死ぬ」とテキスト表示してまで名言したように、考えていることは言語化しないと伝わらねぇんだってばよ。
何故人類が言葉を生み出した考えろよ。
幸か不幸か、俺の精神年齢は『なぜなぜ期の5歳児』だったので、空気を読まずにずっと特攻してました。
というか、空気とか、暗黙の了解とか、可視化されていない規定とかがマジで分からなかった。
ウザかったでしょうねェ。
「妥協を覚えろ」ともよく言われました。
妥協した結果待ってるのは長時間労働と休日出勤なんだけど。そっちが覚えろや。
みんなのアイドルみーたんに俺が必要なくても、俺にはみーたんが必要だ。
休日はみーたんの配信を見なきゃいけない義務があるんだ。
明日のみーたんを投げだせねぇんだよ! だから、お前のクソ提案に潰されてたまるかよッ!
そう意気込んで抗議するけど、まあ負けるんですね。ヤヴァァアイ!
下っ端なんてそんなもんよ。
そんな愉快な奴らが作ったゲームだ。面白くなるわけがない。
愛すべき点もないクソ。虚無に近い何か。ミジンコを観察するほうがエンタメしてる。
10年後にプレミアついたら御の字レベル。
経営者視点求める前にユーザー視点持てや。
俺は末端とは言え、そんなクソゲーの中の人な訳で、邪悪なノウハウがあるわけです。
どうせなら、こうしてまとめれば、誰かに、何かの役にたつかもしれないと思い立ち、まとめてみました。
なお、書いた指南の大半は完全に独自解釈のものです。
理由は会社側でそういった教育が一切なかったからです。叩き上げって奴ですな。
既存資料渡されていきなり書けだった。そりゃ俺のポニョ論がすくすく育つよ。今じゃ立派なホオジロザメよ。
なので、内容は絶対真に受けないでくださいな。
話半分に、こやつめハハハの精神で受け止めて、3日後には忘れることがおすすめですぜ。脳の容量がもったいない。
ただ、マイナーゲームの紹介で挙げた作品は忘れないでください。
肌に合うならマジで面白いよ!
収穫は、(一応伏せますが)某掲示板の〇語でセリフ書くのってクソ楽しい事が分かったことです。
断っておきますが、全部フィクションです。
知人から聞いた話や、ネットに転がるあるある話をミックスして闇鍋風に仕上げました。お口に合うと幸いです。
それにしても、エセ関西弁にすることで胡散臭さが上がり、どんな状況も不条理ギャグになるのはすごい。パロディねじ込むの超楽しい。
「白眼視キモティィィィーッ!」の精神でいきました。キモイっすね。
ここまで付き合ってくださってありがとうございました。
君は面白いゲームを作ってください。そして猫を救ってください。
おしまい!
ネコの亡骸を抱く空疎なカエルによるフィッシュストーリー ~クソゲーの中の人が考えたクソゲーを生み出すためのエセ指南術~ そのへんの雑草 @natto_neruneru
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます