第7話無人島生活2日目スタート
日が昇ると同時に目が覚める。
やばい。普通に寝てた…けどまぁ寝てる間に何もなくて良かった。
とにかく、起きて準備をしよう。岩場に行って潮の満ち引きとか見てみよう。場合によっては漁とかできるかな?
むむむ…特に変わりはなしか。とりあえず貝でも取って戻るか…
とりあえず、貝を食べながら今日の行動を考える。予定通りに草むらの方に行って、少し探索してみるか。
草履よし!ナイフよし!水筒よし!
装備は心もとないが、探索に出発!!
草むらにはり周りを見渡すと右に進むと森っぽい所。左は草原が続き先は丘のようになってる。
丘の方はかなり続いてる…森の方は小1時間ほど歩けば着きそうだ…先に森の方を探索するか。
はて?30分ほど歩いただろうか?ほとんど疲れない…こんな草履もどきで歩いてるのに…それに動物?ぽい鳴き声は聞こえるけど姿は見えない。警戒してるのかな?
体感で1時間程で森についた。案外近い?
凶暴な動物とか魔物がいたらやばい距離のような気がする。森の出口付近の探索だけにしておこう。
森の出口が確認できる距離の草をナイフで刈りながら探索……蔦の絡んだ木からは蔦を回収。これがあればミサンガ作らなくてもいけそうだ。
おっ?きのこ発見!!鑑定!
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
[猛り茸(食用)]
栄養価の高いきのこ。
食べると強い心が手に入ると
噂され、高値で取引されている。
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
お!?高級きのこ!!これは持って帰ろう。周りを見渡せば沢山生えてる!蔦で縛って持って帰ろう。
更に探索を続けると…スモモっぽいもの発見!
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
[モモモ(食用)]
酸味が強ければ強い程
栄養価は高い。魔素の強い土地では
魔力含有量が高く、高値で取引される。
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
モモモ!?なんちゅう名前!?それに魔素…また、知らない言葉がでてきた……まぁ、でも食用だし少し持ってかえるか。
モモモの実の生ってる木の下には食べカスみたいなのがいくつか転がっていた。これは動物が食べてるのかな?
よし!モモモの木も沢山あるから当面の食料はモモモと猛り茸で賄おう。持てる数が限られてるから、なん往復かするか。
朝から3往復をして4度目の森。往復2時間を3回…やっぱりあんまり疲れない…この体大丈夫だろうか?神様が用意したから特別製なのだろうか…まぁ、疲れないのだからよしとしておこう。
途中腹が減ったのでモモモを食べたが酸っぱいが食べれない事はない。なら、そこそこの栄養が取れるのかな?沢山生ってるから腹いっぱい食べてしまった。
今回は木を持って帰る予定。3回で食料は沢山持って帰ったから次は加工用の木を探し色々作ろう。
ナイフで太めの枝を20本ほど切って蔦て纏める。この枝で銛とか作れたら魚とかとれるかな?明日は海で、魚取りだな。
そんな事を考えていると少し離れたとこから何か音が聞こえる。
ガサッ…ガサガサ…ガサ……
ッ!?咄嗟に木の影にかくれる。
しばらくすると音のした方から人型のなにかが現れた。
何にも出来ない異世界転移 せんべえ @takeshi1976
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。何にも出来ない異世界転移の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます