第10話 ゆうとたちに逃げられる

ななが、


「ゆうとたちどこに行ったの?」


ゆまが、


「でも、美猫のゆいと一緒に行動しているから追いつくのは難しい」


ななが、


「電話してみよう。」


ゆうとが、


「何?どうした?」


ななが


「あのさ、今どこにいるの?」


ゆうとが、


「今は友達の家の中で休憩中」


ななが、


「そっちに行ってもいい?」


ゆうとが、


「来てもいいと思うけどゆいに聞いてくるから待ってて。」


ななが、


「うん。わかった。」


ゆまが、


「どうしたの。」


ななが、


「ゆうとのところに行ってもいいか聞いているの。」


ゆまが、


「ゆうとと話したい。」


ななが、


「ゆうとどうだった?」


ゆうとが、


「いいよと言ってくれたよ。」


ななが、


「私たちはどうやって行ったらいいの?」


ゆうとが、


「今からそっちにお迎えに行くから待ってて。」


ななが、


「車でここに来るっていること?」


ゆうとが、


「そうだよ。今どこにいるの?」


ななが、


「〇〇公園の前にいる。」


ゆうとが、


「わかった。今からそっちの方に向かうね。」


ななが、


「気をつけてね。」


ゆうとが、


「わかった。」


ゆまが、


「ゆいかわいくて美猫だったよ。」


ななが、


「美猫って聞いたことあるけど、本当にいるんだね。」


ちょうど車の走る音が聞こえた。


ゆまが、


「ここだよ!」


ゆうとが、


「ゆいあそこにゆまがいるよ。あそこに止めて。」


ゆいが、


「わかったにゃん。」


ゆうとが、


「ななたちさっきは逃げてごめん。さあ車に乗って。」


ゆいが、


「初めまして。ゆいといいます。」


ななが、


「私の名はななです。よろしくね。」


ゆまが、


「私の名前はゆまです。ゆいよろしくね。」


ゆいが


「ゆまちゃんお久しぶり。」


ゆまが、


「ななもやさしいよ。」


ゆいが、


「そうなの?」


ゆまが、


「お姉ちゃんだから」


ななが、


「ゆいのことはゆうとから聞いたよ。」


ゆいが、


「ゆうとくんはとても優しいの。だから好きすぎてやばいの。」


ゆうとが、


「そんなことを言われたら恥ずかしい。」


ゆまが、


「ゆうとが恥ずかしいの?」


ゆうとが、


「僕は恥ずかしがり屋だけどゆいと会ってからは克服した。」


ゆまが、


「成長したんだね。ゆいに感謝だね。」


ななが、


「ゆいって本当に美猫だね。ゆうとからたくさんゆいのことを教えてもらったよ。」


ゆいが、


「ななのこともよく話していたんだよ。ななってスタイルがいいし、美人だなあと思ったもん。」


ななが、


「ゆいって言葉遣いも美しい。」


ゆまが、


「ゆいから聞いたんだけど、ゆうと実はけがしていたみたいだよ。」


ゆいが、


「そうだよ。走っている時に転んで、今は少し腫れているから今は自分の部屋にいると思うよ。」


ななが、


「知らなかった。先にお城の中に帰っていたんだね。」


ゆいが、


「先ほど病院にも行ったの。」


ななが、


「どうだったの?」


ゆまが、


「ゆうとのところに行ってくる!」


ゆいが、


「ノックしてから部屋に入るようにねゆま。」


ゆまが、


「わかったよ。」


ゆまは、歩いてエレベーターに乗ってゆうとの部屋に行った。


ななが、


「ゆい、ゆうとは骨折ではないよね?」


ゆいが、


「少しお城の中に入ろうか。それから話そう。」


ななが、


「なんでよ。」


ゆいが、


「涼しいところで話したほうがいいから。ついてきて」


ななが、


「お城っていう感じがするね。綺麗〜」


ゆいが、


「ここに座って話そう。」


ななが、


「失礼します。」


ゆいが、


「話に戻るけど。ゆうとは骨折でね。痛そうにしていたから。ななたちを迎えに行った時もビデオ電話で話していたんだ。」


ななが、


「そうだったからゆうとの声が大きかったんだね。車内の中探したけどいなかったもん。」


ゆいが、


「でも、ゆいともすごく喜んでいたよ。」


ななが、


「安心したんだね。いつ治るの?」


ゆいが、


「それは分からないらしい。安静にしといてっと医者に言われたから」


ななが、


「お大事にだね。ゆうとって優しいでしょ?」


ゆいが、


「うん。とっても優しすぎて好きになったもん。」


ななが、


「ゆうとって優しくて頼りになるから。」


ゆいが、


「だって初めてゆうとと会ったとき私が怪我をしていて治してくれたもん。感謝しかない。」


ななが、


「なんで怪我をしたの?」


ゆいが、


「人間に保護されそうになって、逃げていたら、ゆうとの足にぶつかって、ゆうともその時は助けてくれたの。」


ななが、


「それは大変だったよね。」


ゆいが、


「その時は、ゆうとくんの家のところで治してもらって、私がお返しにお城まで行こうとしたら、何かに躓いて腫れ上がって骨折していたことがわかったの。」


ななが、


「ゆいいろいろありがとうね。そろそろゆうとのところに行こう!」


ゆいが、


「うん。行こう!」


〜続く〜

 

ななとゆいはゆうとの部屋に移動することになった、でもゆまの様子が変だった。ゆうとはずっと泣いていた。そこになな、ゆいが事情を聞いて、事実が明らかになる・・・・。

一体ゆま、ゆうとに何があったのか。


☀️物語非公開トークコーナー☀️

(10話だけお休み💤)

※11話〜は再会する予定。


読んでくれてありがとう!!


✨第11話 近々公開 ✨























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小さな大冒険?! Runa@目標✨小説家✨ @hi-chan_

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