興味深いサイト
辿り着いたのは、奇遇にもカクヨム内のエッセイだった。
烏川 ハル様の
https://kakuyomu.jp/users/haru_karasugawa
「カクヨムを使い始めて思うこと ――四年目にして惑わず――」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889095417
の中のエピソード
「いつもの通知は大丈夫でも重要な連絡は届かないことがある」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889095417/episodes/16816452218554639884
である。この内容を食い入るように見つめた。まさに先輩とでも言うのだろうか、私の感じていたものをだいぶ前に経験済みの方がいらっしゃったのだ。
烏川 ハル様はこの通知に対し非常に興味深い分析をされている。パーセンテージは烏川 ハル様の重要なお知らせの中身についての予想である。
90%「R15のつもりで書いた作品がカクヨム的にはR18だから修正せよ」
9% 「個別の作品に対する警告ではなく、アカウントそのものに対する問題」
1%「逆に良い話。「〇〇を書籍化したいのですが」みたいな話!」
なるほど……いや、私の想像は甘かった。そうだ、作品ならまだいいが、アカウント自体が消されるという現象も巷ではどうやら起きているらしい。アカウントが消されてしまうと、今まで書いてきた作品全てが、自分ですら見られなくなってしまう(みなさま自作品ダウンロードは簡単にできますので、こまめにバックアップをすることをお忘れなく……)。
それは、私にとってカクヨム界における死を意味する。
しかも、恐ろしいことにそれは突然やってくることもある。どういうことか、それはもちろん運営様も最初は何回か通知をする。しかし、運悪くなんらかの理由で「contact@kakuyomu.jp」が迷惑メール、もしくはその他のメールへ自動的に振り分けられている場合は、度重なる通告がユーザーに届かないこともあるらしいのだ。
さらに厄介なことに、運営様からのメールは通常は「noreply@kakuyomu.jp」だが、他にも「info@kakuyomu.jp」というものもあるらしく、今まで届いていたから他の運営様からのメールも全部届くだろう、という理論は通用しない。もし気になる点がある方がいらっしゃったら、再度これらのメールが自動的に振り分けられないよう確認をしていただくといいだろう。
どちらにせよ、結果がわかるまでは何もわからない。私は急いで、「このメールを使っています」と返信し、運営様からの返事を待った。当然その夜は興奮して眠れなかった。烏川 ハル様のエッセイからは先輩としての共感とともに、ただ私も残った1%を期待してしまう理由があった。
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