ハードボイルドも書けるんだ!?作風の幅広さに舌を巻いた短編作品

書籍化されたとあります「異世界警察24時」。
シリーズ2作品は、王子さまやリザードマン、ワーウルフが警察官のコメディタッチの作品で、ものすごくおもしろいのですが。

ふと、手に取った、こちらの作品は、まさかのハードボイルドなテイストで、1話目から驚きました。

「警察官であって警察官ではない」

警察官よりも、さらに殉職することに近い、SWATの心構えの表現がムチャクチャカッコいいです。
ちょっと失礼な言い方かと思いますが、ストーリーの中身というよりは、表現が秀逸すぎて、じっくり何回か読みたくなる作品だと想いました。

こういう表現もできるとは。
感服の作品です。