何気ない日常を純粋で美しく魅せる作品

カクヨムで2度読み返した作品はそう多くありません。

この作品はそれが必要だと思いました。

日常生活を切り取ったかのような恋愛小説なのですが…2人のやりとりが純粋で眩しいのです。

作家の村山由佳さんが『おいしいコーヒーの入れ方』の後書きで〝誰しも一編は自分にしか書けない珠玉のラブストーリーを書ける筈だ〟と書いていたのを思い出しました。

悪い意味では、ありません。作者の方は、日常を大切に生きている方なのだろうと感じたまでです。

自分もこんな珠玉のラブストーリーを一編は書いてみたいものです。