いつか二人が語った世界に行く日まで

異世界転生の話かと思いきや異世界創造のお話でした。

神様が作ったお気に入りの世界は差別や争いがなく平和だけどどこか退屈で失敗作。そこで人間を呼んでアイデアを集めることにした。人間の世界は何度戦いが起こっても生き続けているから。

神様に呼ばれた主人公は、平和な異世界を体験して自分の世界とのある違いを指摘する……。

現実世界に近い『生きた』異世界を神様が創造した時、主人公は本当の意味で「異世界転生」をしたくなるんだろうなぁ。

終わり方に余白があり、読了後色々考えることができました。

まとまりのある良作をありがとうございます!今後のご活躍も応援しております。

この度は1万字レビュー企画にご参加いただきありがとうございました!

貴葵