3期生とのコラボ開始

海原イサナ

本日19時よりようやく願っていたコラボが開始されます。

私たちのモチーフが何かどういう願いで付けられたのか等々いろいろ根掘り葉掘り聞きたいと思いますのでどうぞ見に来てください。

なお1名ゲストが居ますのでご了承をお願いいたします。


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某所隠し部屋配信所

18時

「と言う訳で集まった訳なのですが何ですかこの部屋?」

「ん?社長の知り合いであり幼馴染である人の店。ちなみに完全防音仕様だ。」

「すごーい!私こんな部屋あるお店初めて見ました!」

「それはあたしもだよお姉ちゃん・・・。」


コラボ配信のために社長の知り合いでありとある店の女将さんにアルヴィオン御用達の完全防音隠し部屋を借りた。

先方は『律君のためならいくらでも貸すわよ主人も『社ちゃん達の為に作ったのだからもっと使ってやってくれ』って言ってたぐらいだもの。』と快諾してくれたのだった。


「ところで自分は一緒に居て良いんですかね・・・?伊佐美いさみさんたちや律先輩の配信なのに・・・。」

「伊佐美が連れて来たんだろ?だったら気にするな。佐那さな佐紀さきも構わないって言ってるんだし。」

「「私・あたしたちも香登かがとさんが居た方が盛り上がると思うので大丈夫です!」」

香登かがとさんも気にしないで一緒に居てください。律さんの最後の弟子としての勉強と思って。」

「わかりました。そういうことなら遠慮なく同席させていただきます。」

「よっし。じゃあ香登かがとの覚悟も決まったことだし配信を開始するか。」


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【3期生と狐狼さんとのコラボ配信】モチーフとか願いとか色々聞いちゃいましょう【サプライズゲスト1名】


待機所コメント

・いよいよ3期生のモチーフと願いが聞けるぞぉ・・・

・待ってたんだぜぇ・・・この時をよぉ…!

・サプライズゲストって誰なんだろうな?

・他にも聞けること色々聞いちゃおうぜ

・マロとかも読んでくれると嬉しいねぇ


「よっし配信開けたぞ。朝でも晩でもおはようだ。アルヴィオン所属VTuber暮土 狐狼だ。」

「こんばんわ~アルヴィオン所属3期生海原イサナです。今晩もよろしくお願いしたしますね。」

「こんばんわ!海原ルカです!アルヴィオン所属の3期生です!」

「こんばん。海原オルでーす。アルヴィオン3期生です。よろしくで~す。」


コメント

・始まった始まった!

・ノコさん 海原家のみんなこんばんわー!

・イケボと癒しボイスと元気ボイスが脳に疲れた響くんじゃぁ・・・

・↑疲れた体にも染み渡るんじゃぁ・・・


「さてサプライズゲストの発表なのですがお察しの方はお察しでしょうけど私の旦那であり3期生のマネージャー桧山です。」

「あ・・・どうも初めまして。配信中のコメントでたまに見かける程度の3期生マネージャー桧山です。」

「緊張してんなぁ。もっと堂々と行こうぜ。」

「いや!無理ですよ!配信に出るの初めてなんですから!」

「確かに桧山さん配信に出てくるのは初めてですね!笹さんと倉光さんはMCで出てましたけど!」


イサナの紹介からド緊張している桧山に対して堂々としろと言うのはちょっと無理かもしれないが少しは肩の力を抜いてほしいものではある。

だが初めての配信出演であるが故それはどうしようもないことだった。


「まぁまぁ皆さん桧山さんも初めての配信出演なんですからもうちょっと抑えて抑えて。」

「オルちゃんが普通に優しい・・・だと・・・?お姉ちゃんに対しては結構辛辣に来るのに・・・?」

「姉には辛辣にお世話になってる人には優しく。それがあたしのモットー。」

「そんなモットーなくしてしまえぇぇ!!」


コメント

・桧山の兄さん!!

・桧山兄さぁぁぁん!

・声からすごい緊張してるのが伝わるっ

・そうか配信出演は初めてか!

・オルちゃんが優しい・・・?

・姉に対しては厳しいのに・・・

・お世話になってる人には優しいが姉には辛辣な妹

・ひでぇ妹も居たもんだなぁ・・・いいぞぉもっとやれ


「ルカお前そんなオルから辛辣なこと言われてんのか・・・?」

「言われはしないんですけど苦手ホラーなゲームやってる時に横からニヤニヤしながら見てきたり助けて欲しいのに助けてくれなかったりするんですよ・・・。」

「我、愉悦部万歳。」

「そういうことなら助け舟は要らないか。俺も愉悦部だし。」

「狐狼さんもそっち側ですかああ?!」


コメント

・この会社愉悦部多いなぁ・・・

・ホラー耐性持ちが多すぎるんよ

・イサナ母さんと桧山兄さん喋ってないけどニコニコしながら眺めてそ

・微笑ましい光景なんやろなぁ

・今度ホラゲ苦手勢集めてホラゲさせようそうしよう


「多分その企画は通らんだろうなぁ。ゲーム進まなくなるだろうし。イサナと桧山は本当にニコニコしながら眺めてるぞこの光景。」

「いやだってこんな微笑ましい光景目の前で見れないですからね。」

「ですねぇ。家では絶対に見れない光景ですから。」

「そりゃそうだろ・・・。」


コンコン


コメント

・コンコン?

・何の音だ?

・扉を叩く音・・・?


「あ。はいはい今開けます。」

『適当につまめる物持ってきたから食べてね。飲み物はお茶で大丈夫?』

「ありがとうございます大丈夫です。大将にもお礼言っておいてください。」

『あの人なら来てくれた事に喜んでたから気にしないで頂戴。それじゃあごゆっくりね。』


パタンと扉が閉じる音がする。


コメント

・狐狼さん今の人だーれ?

・スタジオとか自室からの配信じゃないことだけは分かった

・一体どこから配信してるんだろう・・・


「皆さん配信場所は内緒ですよ?この場を提供してくれてるお店の方に迷惑ですからね。」

「お店側のご厚意で借りれてますからねぇ・・・。でも狐狼さん仲が良さそうでしたね。」

「ん?この店の大将と女将さんは社長の知り合いなんだよ。俺も昔よくここに飲みに連れてこられてた。」

「なるほど。社長繋がりでしたか。」


コメント

・イサナ母さんと桧山の兄さんに言われたら素直に諦めれる

・ご厚意で借りれてるなら根掘りしないほうが良いな

・狐狼さんもだけど社長も繋がりが多いなぁ・・・

・ところで持ってきて貰った物ってなんだろ?


「フライドポテトーーー!」

「からあげ~~。」

「枝豆ーーー!」

「たこわさ~~。」


コメント

・半分普通!半分酒のつまみ!

・チョイスよ!

・年齢問わず食えるけど1品だけおかしかねぇかw

・明らかに孤狼さん用やんけ・・・


「ちなみにたこわさはあたしの好物でもあります。」


コメント

・草

・マジかよ

・ルカちゃんも食べるのか


「さて雑談はこの辺にしてそろそろ本題に入ろうか。あまり遅くなっても店に迷惑かかるからな。」

「そうですねぇ。本題に入りましょうか。」

「了解です。進行内容はイサナから僕が貰っていますので進めさせていただきます。」

「「おねがいしまーす!」」


コメント

・本題に行くぞー!!

・我々もつまみと飲み物は十分だ!

・色々聞くぞーー!

・楽しみだぁ

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裏方から表舞台へ~所属Vtuberを裏から支え見守って居たおっさん戯れにより表舞台へ~ カムイ @kamui444

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