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 スライムとの遭遇を切り抜けた僕は、洞窟の奥へとさらに進んでいった。ミューリエも後ろからしっかりと付いてきているみたい。あとはこのままタックさんがいるところまで何事もなく辿り着けたらいいんだけどなぁ。


 ――なんて考えていると、やっぱりそうは問屋が卸さない。今度は通路の前方から羽音のようなものがかすかに聞こえてくる。この場所でそんな音を出しそうなのはデビルバットしかいない。


 彼らは今の僕にとって厄介な相手であり、避けて通れない障害。正直、出会いたくなかったけど出迎えられてしまっては仕方がない。


 やれやれ、ままならない世の中だよね……。


 そして程なくデビルバットはその姿が視認できるくらいの位置まで飛来してくる。全部で三匹。彼らの動きはスライムとは比較にならないくらいに速い。


「アレス、今度はどうする?」


 ミューリエは興味津々に僕の行動を注視している。



 ――さて、どうする?



●剣で戦う……→50へ

https://kakuyomu.jp/works/16817139554483667802/episodes/16817139554484755297


●能力で戦う……→25へ

https://kakuyomu.jp/works/16817139554483667802/episodes/16817139554484257844


●防御する……→18へ

https://kakuyomu.jp/works/16817139554483667802/episodes/16817139554484124463


●逃げる……→47へ

https://kakuyomu.jp/works/16817139554483667802/episodes/16817139554484722288


●考える……→36へ

https://kakuyomu.jp/works/16817139554483667802/episodes/16817139554484494274


 

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